高齢者や障がいのある方など、災害発生時に支援を必要とする人に対して、自治協議会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員など、地域が連携して助け合う仕組みです。
要配慮者(高齢者や障がいのある方など、災害発生時に、特に配慮を要する者)のうち、自ら避難することが困難な者であって、その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため、特に支援を要する方です。
福岡市では、「避難行動要支援者名簿」を作成しており、登載要件に該当する全ての人を載せた全体名簿と、避難支援等関係者への情報提供に同意した人、または、意向確認時に返信が無く、同意したとみなした人を載せた同意者名簿の2種類があります。
同意者名簿は、平常時から避難支援等関係者へ提供しており、日頃からの見守り活動や個別避難計画の作成などに活用いただいています。
また、災害時には、全体名簿を本人の同意によらず提供することができるとされており、安否確認などに役立てていただきます。
※避難支援等関係者=自治協議会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員
以下の要件に該当する人
以下の要件に該当する人
自治協議会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員に名簿を提供し、災害時に円滑な支援活動が行える体制づくり等に活用します。
福岡市が保有する情報から対象者を抽出します。
なお、対象者には避難支援等関係者への情報提供に関する『意向確認調査票』 (260kbyte)を郵送しますので、必要事項を記入の上、返信をお願いします。
意向確認調査にかかるお問い合わせは下記専用電話へお電話ください。
意向確認調査専用電話 | 092-711-4966 |
※月曜日~金曜日 午前8時45分~午後5時15分(祝日、年末年始(12月29日~1月3日)を除く。)
各区保健福祉センター窓口で配布している申請書 (268kbyte)でお申し込みください。
個別避難計画とは、災害時の円滑な避難支援等につなげるため事前に作成しておく、一人ひとりの支援計画です。
日頃からの見守り活動を通じて、避難行動要支援者について、①どこに避難するか②だれが避難の支援をするか③避難に関して配慮すること 等を記載する計画を予め作成することで、災害からの逃げ遅れを防ぐ取組みを行っています。
参考として、作成において整理・把握しておくことが望ましい項目を例示しています。