消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週木曜日の朝刊へ掲載)
「カバンを盗まれ、中に入っていた運転免許証や健康保険証、クレジットカードなどを紛失してしまった。悪用されないように申し出る窓口を教えて」
まず警察に遺失届や盗難届を出しましょう。届け出ることで、万一悪用された場合に本人の利用でないことを示す根拠になります。クレジットカードなどのカード類は発行会社に連絡し、利用停止などを依頼しましょう。免許証や保険証は再交付の手続きをしましょう。免許証の再交付は運転免許試験場で行っています。保険証は、国民健康保険の場合は市町村の窓口、それ以外の方は健康保険組合で手続きをしてください。
また、消費者金融などで免許証や保険証が悪用されないように、信用情報機関に紛失・盗難の「本人申告」をしましょう。信用情報機関には、クレジットや貸金業に関するシー・アイ・シー(CIC)や日本信用情報機構、全国銀行個人信用情報センターがあります。本人確認書類の紛失や盗難の情報を登録することで、消費者金融やカード会社などの機関の会員会社は貸し付けを行う際に申告情報を参考にしてより慎重な判断を行うので、名義の悪用や不正利用を未然に防ぐことが期待できます。詳しくは各機関のHPをご確認ください。
部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5の1
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