暮らしのヒント

消費生活センターでは，悪質商法に限らず，暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則，毎週木曜日の朝刊へ掲載）

新型コロナ便乗の勧誘注意（令和2年3月12日掲載）

事例１

「自宅を訪問してきた業者から、『新型コロナウイルス流行拡大の影響で金の相場が上がる。今申し込めば高騰する前の金額で買う枠が当たるかもしれない。』と熱心に勧められた。業者の話は本当なのか」

解説

　新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘をする業者には耳を貸さないようにしましょう。金は店頭で購入できます。突然訪問してくる業者のうまい話には裏があると冷静に判断しましょう。

事例２

「トイレットペーパーがどこを探しても品切れになっている。品不足の情報はデマだと聞いているが、実際に買えず困っている」

解説

　業界団体によると、現在一時的に購入しにくい状況となっているが，トイレットペーパーなどの紙製品はほとんど国内生産で在庫も十分にあるため、供給に問題はないとのことです。紙類にかかわらず消費者が過剰に物資を購入すると、一時的に店頭の商品が無くなり、今回のような無用な混乱を生じかねません。流通にも多大な影響を及ぼすこととなり、ますます物資が届きにくくなります。事実に基づかない誤った情報に惑わされずに冷静な対応や行動をとりましょう。周りで困っている方がいればお互いさまで融通していただくようお願いします。
　

お問い合わせ先

部署：市民局 生活安全部 消費生活センター
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