消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週木曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「半年前、パソコンの操作がうまくできなかった。そこで、『OSメーカー名質問』と入力し、検索結果の一番上に出てきたサイトにアクセスした。 問い合わせフォームに氏名やメールアドレス、クレジットカード番号などを入力。回答がもらえて問題は解決したが、知らないうちにクレジットカードで毎月約3千円を半年間支払っていた。解約方法が分からない」
事例は、「お試し料金」と記載されていたためそれを支払った後、期間内に解約手続きをしないと自動継続となってしまい、毎月定額料金を支払うという契約でした。
ネット上には利用者からの質問を受け付けて回答する「質問サイト」など、さまざまな有料サービスが提供されています。中には毎月定額の料金がかかるサービスもあります。申し込み画面には目立つようには書かれておらず、画面の片隅に表示される「利用規約」などのリンクを開いて内容を見ないと、月払いの継続契約だと分からない場合があるため注意が必要です。
無料と思っていても、クレジットカード情報の入力を求められた場合は何らかの料金がかかる可能性がありますので、入力する前に必ず確認しましょう。また、覚えのない請求がないかカードの利用明細も毎月必ず確認しましょう。
部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
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