NPOと市がともにはたらくプロジェクト
福岡市共働事業提案制度
令和3年度実施事業 中間評価について
NPO等と市が対等な立場で知恵も力もお金も出し合い、市民サービスの向上や地域課題の解決をめざす「共働事業提案制度」。
令和3年度に実施されている事業のうち、翌年度も共働事業として継続を希望する事業について、中間評価を行いました。
日時
令和3年10月11日(月曜日) 14時55分~16時55分
会場
福岡市NPO・ボランティア交流センターあすみん セミナールーム
1 中間評価
外国人材受入れ支援事業
- 実施団体:(特活)グローバルライフサポートセンター
- 市担当課:経済観光文化局経営支援課
- 講評:
- 市の共働の役割と効果が依然としてやや不明確である印象です。本事業は庁内の多くの部署にも関連する内容であるため、外国人材受け入れのノウハウの共有、ならびに外国人材受入れに関する市としての考え方の整理ができるよう、庁内のネットワークを構築してください。
外国人材受け入れのガイドラインの作成にあたっては、関係部署とも共働するとともに、セミナーの実施を通して得られた知見や、福岡市における実情を踏まえて完成度を高められることを期待します。
古代おもてなし料理の復元・活用事業~古代食による歴史へのいざない~
- 実施団体:(特活)デザイン都市・プロジェクト
- 市担当課:経済観光文化局史跡整備活用課
- 講評:
- 最終的な成果や市民への効果がまだ見えにくい印象ですが、市とNPOとが共働で取り組むことにより、鴻臚館を、開かれた文化財として民間事業者とともに活用していく可能性は感じられます。
令和4年度は、ハンドブックの作成をはじめとする「鴻臚館ブランド」の構築とともに、共働事業終了後の展開を見据えて、ブランドを継続的にマネジメントしていくための仕組みづくりと、民間事業者とのネットワークの拡充に取り組まれることを期待します。
2 令和2年度実施事業 その他の事業の実施状況
FUKUOKAおさかなレンジャー ~海底ごみから博多湾を守れ!~
- 実施団体:(一社)ふくおかFUN
- 市担当課:農林水産局水産振興課
フードバンクを活用した食品ロス削減啓発事業
- 実施団体:(特活)フードバンク福岡
- 市担当課:環境局事業系ごみ減量推進課
まちなか里山事業
- 実施団体:(特活)グリーンシティ福岡
- 市担当課:住宅都市局植物園,住宅都市局みどり運営課