ハンセン病問題について

　ハンセン病問題をご存じですか？
　わが国では、らい予防法が廃止される平成８（1996）年まで、約90年にわたりハンセン病の強制隔離政策が行われました。

　これにより、ハンセン病は恐ろしい伝染病であるとの誤った認識が浸透し、ハンセン病の患者・元患者のみならず、その家族も地域社会から排除され、厳しい偏見や差別に苦しみました。そして、らい予防法が廃止された今もなお、偏見や差別を恐れている方がいます。

　国において、ハンセン病問題に関する人権啓発や教育などの取組みを強化するため、ハンセン病の元患者やその家族などとの協議が行われ、令和５年3月に「ハンセン病に係る偏見差別の解消のための施策検討会報告書」が取りまとめられました。今後も、偏見や差別のない社会の実現に向けて、真摯に取り組んでいく必要があります。

　この度、ハンセン病問題についての理解を深めていただくことを目的に、ハンセン病問題について考える講演会を開催します。是非ご参加ください。

令和7年度ハンセン病問題啓発講演会

　動画「ハンセン病問題を知る～元患者と家族の思い～」を上映後、国立ハンセン病資料館の主任学芸員である金貴粉氏を講師にお招きして、「感染症がうむ差別をなくすには？－ハンセン病問題から学ぶこと－」をご講演いただきます。

　⇒申込みはこちら

講演会チラシ（PDF：2,227KB）

 開催日時

令和７年6月21日（土曜日）13時30分から15時30分（開場13時）

 会場

福岡市市民福祉プラザ ふくふくホール（福岡市中央区荒戸３丁目３番３９号）
会場には駐車場の準備がありませんので、公共交通機関でご来場ください。

 定員

190名（先着順）

申込期間

5月９日（金曜日）から6月19日（木曜日）必着

申込方法

申込フォーム、FAX、郵便はがきのいずれかでお申込みください。

申込フォームの場合

必要事項を入力の上、お申込みください。

⇒申込フォームはこちら

FAX・郵便はがきの場合

件名に「ハンセン病問題啓発講演会参加希望」と明記のうえを下記必要事項を記入して、お申込みください。

参加費

無料

ハンセン病問題啓発パネル展について

　令和７年6月17日（火曜日）から6月23日（月曜日）まで市役所１階ロビーでパネル展及び動画「ハンセン病問題を知る～元患者と家族の思い～」の上映を実施します。パネル展について詳しくはこちら

お問い合せ

福岡市市民局人権部人権推進課
〒810-8620 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号：092-711-4338 FAX番号：092-733-5863