コミュニティ通信は、地域の様々な取り組みを紹介し、皆様に“コミュニティや地域活動にもっと興味を持っていただきたい”“身近に感じていただきたい”、そんな思いを反映して発行しています。
青葉校区では、「青葉ジュニアパトロール隊」を設立し、平成18年から活動を行っています。
防犯意識向上のために、校区の小学4年生から中学3年生の隊員が活動しています。
平成30年度は、(1)警察官とパトロール、(2)こども110番プレートの設置・交換、(3)宝探しをしながら危険個所を探そうの3つの活動を行いました。
(1)の「警察官とパトロール」では、警察官と町内を巡回しながら、ニセ電話詐欺について住民に注意喚起を行い、その後、不審者に遭遇した場合の対応を学びました。(2)の「こども110番プレートの設置・交換」では、プレートの設置及び交換を行いながら、緊急時の避難場所について確認しました。(3)の「宝探しをしながら危険個所をさがそう」では、宝探しをしながら、子供の目線で、道路や公園などの危険個所を調査しました。
上記のような活動を通じて、地域住民と交流することにより、「地域全体で子供を守ろう」という意識の向上を図ることができました。
以上の活動が評価され、令和元年7月に公益社団法人福岡県少年警察ボランティア協会より表彰を受けました。
今後とも、青葉校区のために、楽しく活動を続けていきます。
令和元年8月3日(土曜日)毎年恒例の博多小学校「夏祭り」が、博多小学校PTA主催、博多4地区(冷泉・奈良屋・御供所・大浜)自治協議会の協力のもと好天の内に開催されました。
博多小学校金管バンドの演奏で、晴れやかな開会式が始まりました。会場である博多小学校では、グラウンドを取り囲むように、たくさんのお店が軒を連ねています。
小学校PTAの出店はもとより、博多中学校PTAや博多高等学園も出店協力をされ、地域一体となってお祭りを盛り上げていただきました。子どもたちの大好きな、冷た~いかき氷・やきそばや、はっぱの会(おやじの会)が腕を振るって作る焼き鳥など、子供たちは何を食べるか目移りして迷ってしまいます。また、博多高等学園の生徒さん手作りクッキーの販売も行われて大盛況です。
食べ物だけではありません、PTAの皆さんが知恵を絞った各ゲームブースでは、長蛇の列で大賑わいです。
博多4地区の自治協議会の会長さんたちも一同に会して、焼きそばや焼き鳥をつつきながら、和気あいあいと話が弾み,子どもたちの将来などを語りつつ、ますます親睦を深めています。
このお祭りを通じて、地区を超えた輪が築かれていくことを実感しております。
昨今、地域では,都市化の進展による単身世帯の増加や価値観の多様化などにより、地域コミュニティの関心の低下、地域活動への参加者の減少、住民同士のつながりの希薄化などの新たな課題が生じています。
簀子地区では、住民と地元企業が力を合わせ、地域の住民が地域を愉しみ、郷愁を味わい、住民同士のつながりを深めることができる空間づくりとして、野外での上映会(「おそとでシネマ」)を開催しました。
当日は、旧簀子小学校の校庭にスクリーンを設置して、お化けをモチーフにした「キャスパー」が上映され、会場に集まった
478名(大人246名・子ども232名)の来場者から大きな歓声があがっていました。
また、映画鑑賞に加え、野外でのテント設営の講習会やコーヒーの試飲会も実施されるなど来場者を楽しませていました。
本イベントは,簀子自治連合会、新日本ホームズ株式会社、SHIROUZU COFFEE、TWEENER COFFEE SHOPで構成された「すのこスタイル実行委員会」が企画,運営し,当日の来場者から来年度の開催経費のための募金(「すのこ貯金」)を募り
17,636円が集まりました。
西花畑校区では、平成26年の秋、校区人権尊重推進協議会の20周年を記念し、校区みんなが参加できるイベントとして「灯明まつり」を始めました。毎年10月に開催し、外環状線横の久屋池の周り(1周450m)を手作りの牛乳パック灯ろう3000個でとり囲みます。
「元気ですかー?」という実行委員長の挨拶でスタート。準備の期間も当日も世代を超えて集い、楽しめる「光と音のハーモニー」のイベントです。小・中学生からもたくさんの作品が集まり、優秀作品の表彰も楽しみの一つです。当日は、中学生が点火のお手伝いや開会宣言をし、ステージでは吹奏楽部の演奏で盛り上げるなど大活躍します。
平成27年度には、池を囲む灯ろうに、障子で作った大きな灯ろうが加わり、ステージにはオカリナ演奏やコーラスが参加。28年度には、斜面を「灯明まつり」の明かり文字で飾り、また29年度には、親子による竹灯ろうが登場。そして30年度は、小学校の50周年を祝う筏灯ろうが池に浮かぶなど、毎年新しいアイデアで楽しませてくれます。
同時に開催するフォトコンテストには、毎年応募を楽しみにしている方もおられるなど、あかりの輪とともに校区の輪が広がっています。
これからも、実行委員一同張り切って、皆様のご来場をお待ちしています♡
鎌倉時代を起源とする地域の歴史的な伝統行事「盆綱」。太平洋戦争で一度は途絶えてしまったこの行事ですが、平成10年に地域住民の力で復活しました。現在は、この伝統行事に合わせ校区の夏祭りを開催しており、校区を挙げて盛大に実施しています。
盆綱夏祭りは、綱引きに使用する大綱作りから始まります。お祭りの日の朝に,堤八幡宮の境内に集まり、藁をより合わせて、次第に太く長い綱にしていきます。今年の制作には長尾中学校野球部の皆さんも手伝ってくれました。
長い時間をかけて完成した盆綱を三尾池公園に運び入れると、いよいよ夏祭りの開幕です。ステージでは、小学生から大人まで様々な出し物が繰り広げられ、見る人を魅了し、テントではおいしい食べ物でおなかも満たされます。夏祭り恒例の抽選会では,見事豪華賞品を獲得された方もいらっしゃいました。
そして,盆綱夏祭り恒例の地域対抗綱引き合戦。樋井川1丁目・2丁目チームと堤1丁目・堤団地チームに分かれ2回引き合いました。結果は1勝1敗で今年の豊作を祈りました。
盆綱夏祭りは、校区の中心的行事で、今年も1,500名を超える人にお越しいただき,盛況のうちに終了しました。
小田部校区では「地域の子どもは自分たちの手で守ろう」とのかけ声のもと、平成13年4月全国初の自主防犯パトロールカー「青パト」による校区巡回を行う「だいこんの会」を結成。平成16年パトロールカーへの青色回転灯装備を認める法改正へとつながり、全国の自治体の「青色防犯パトロール」のモデルとなりました。週6日、1日3回のパトロールを実施しています。
「だいこんの会」をきっかけに、小田部で暮らし、活動する住民がお互いに家族のように信頼し合い、助け合っていこうという絆を持った「だいこん家族のまちづくり」を行っています。「地域のことは地域で考える」をモットーに、校区の夏祭りや運動会なども実行委員会形式にして自由な意見交換を活発に行い新たな事業も進めています。
また、毎月第4日曜日は校区活動に参加する日とし、小田部公民館では、自治協議会の各団体の活動をお知らせする「こたべスマイルデー」や、高齢者のための居場所や地域の介護事業者による相談ブースを設けた「サンデーカフェ」を開催しています。また、公民館に隣接する小田部中央公園ではフリーマーケットや少年野球を開催し、自治協議会、社会福祉協議会、民生委員・児童委員はもとより、地域の介護事業者も一緒に地域を支えています。
城原校区では、平成30年9月,落書きに埋め尽くされていたトンネルに花の絵を描く『トンネルに「花」を咲かせるプロジェクト』を実施しました。
西区拾六町の国道202号高架下のトンネルは、スプレーでアルファベットのような文字や絵が落書きされており、昼間でも薄暗く地域住民からは治安の悪化を心配する声が上がっていました。
こうした中、西区役所が行っている環境講座の受講をきっかけに、福岡市が始めた「一人一花運動」の一環としてトンネルに花の絵を描くアイデアが地域から出ました。そこで、西区役所からの支援を受けプロジェクトが発足しました。花の絵の制作には、福岡女子高校美術部の協力を得て進められました。
その間、西区役所にはトンネルを管理する国道事務所に上から塗料を塗って落書きを消すよう依頼して頂くとともに、作業当日の休憩場所の確保、関係各機関との調整などの支援を受けました。
平成30年9月22日の作業本番では、デザイン作成に協力した福岡女子高校美術部員の他、城原小学校の児童約50人が参加し、総勢約100人の参加となりました。
地域と行政が一体となり、地域の長年の心配であった落書きは消え、トンネルは花に埋め尽くされ、地域住民から大変喜ばれたプロジェクトになりました。
東区役所……電話番号:092-645-1041 / FAX番号:092-645-1042
博多区役所…電話番号:092-419-1048 / FAX番号:092-434-0053
中央区役所…電話番号:092-718-1062 / FAX番号:092-714-2141
南区役所……電話番号:092-559-5072 / FAX番号:092-562-3824
城南区役所…電話番号:092-833-4063 / FAX番号:092-822-2142
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西区役所……電話番号:092-895-7036 / FAX番号:092-882-2137