舞鶴公園は、福岡市の中心地・天神から歩いて15分ほどで着く、福岡城跡がシンボルの都心公園です。福岡城は、海から見た姿が鶴が空に舞うような姿をしていたことから別名を舞鶴城と呼ばれていたのが、舞鶴公園の名前の由来です。本丸から三の丸一帯が舞鶴公園として、市民の憩いの場となっています。
黒田官兵衛は、晩年を福岡城内で過ごしました。隠居生活を送った「三ノ丸御鷹(おたか)屋敷」は、舞鶴公園の牡丹(ぼたん)・芍薬(しゃくやく)園内にありました。園内には「黒田如水公御鷹屋敷跡」の石碑が立っています。
舞鶴公園の牡丹芍薬園には、牡丹が約400株(22種)、芍薬(18種)が約1400株育てられています。
1911年、東亜堂書房発行の原本からの新装復刊本です。著者の福本日南は福岡出身の文学者であり政治家。本書は、「黒田如水」の史伝、金子堅太郎著「黒田如水伝」と並び、その後多くの「如水」小説の種本となりました。
多くの文学作品に登場している「黒田官兵衛」。九州ゆかりの作家たちを中心に、文学作品の中の「官兵衛」をまとめた1冊。
・福岡市文学館で、2013年秋に開催した企画展「さとはふくおか―作家たちに愛された黒田官兵衛」の図録です。
官兵衛の生涯は、多くの作家たちが取り上げています。明治の知識人達、金子堅太郎や福本日南の史伝からはじまり、武者小路実篤・菊池寛・吉川英治・司馬遼太郎など名だたる作家たちが、近年では葉室麟や安部龍太郎らが、官兵衛を生き生きと描いています。本企画展図録では、「官兵衛」が登場する文学作品を九州ゆかりの作家たちの作品を中心に、その中で躍進するさまざまな官兵衛をとりあげました。『黒田如水』福本日南、『黒田如水伝』金子堅太郎、『黒田如水』(吉川英治)、『二流の人』坂口安吾、『軍師の境遇』(松本清張)、『風渡る』葉室麟などの作品の官兵衛が登場します。
建物は明治時代の建築家辰野金吾工学博士、片岡安工学士の設計により、日本生命保険株式会社九州支店として明治42年(1909)2月に竣工。ドームや小塔、屋根窓を配した銅板葺きの屋根や赤煉瓦と白い花崗岩の外壁は、19世紀末の英国様式を応用したものです。
昭和44年(1969)3月に国の重要文化財に指定されたのを機に福岡市に譲渡され、長く歴史資料館として活用された後、平成6年(1994)2月からは赤煉瓦文化館 として市民に親しまれてきました。平成14年(2002)5月に福岡市文学館を開設して、文学に関する様々な情報を収集・提供しています。
鴻臚館跡、福岡城跡における当時の姿を、CGなどのデジタル技術を用いてタブレット端末の中に再現します。タブレット端末を手に、ボランティアガイドによる案内とともに史跡内を散策し、その場所で当時の姿などを体験してみませんか?「鴻臚館・福岡城バーチャル時空散歩」を動画でご紹介します!
福岡市では、福岡の街を散策して気軽に福岡の歴史に触れて楽しんでいただくために、まち歩きスマートフォンアプリ「福岡歴史なび」を運用し、福岡市内の歴史・文化遺産をご紹介しています。
このたび、黒田官兵衛ゆかりの4コースを新たに追加いたしました。黒田官兵衛(如水)とその子長政が礎を築いた福岡の地、その福岡城を中心とした文化遺産の数々をどうぞお楽しみください。
アプリの案内役には、(株)レベルファイブのご協力により、福岡で生まれた大ヒットゲーム「レイトン教授」シリーズから、レイトン教授とその仲間たちが登場します。
大河ドラマ「軍師官兵衛」放送で注目を集める黒田官兵衛と長政父子が築城した福岡城。
福岡城の武具櫓(ぶぐやぐら)は、本丸の南端に位置し、城内で最も高い石垣上に築かれた建物です。
2013年11月より実施した調査で、その武具櫓跡が、100年ぶりの雄姿を現しました。
武具櫓、という名前が示す通り、火縄銃や手持ち大砲の弾丸などが出土し、建物の規模や構造を明らかにする資料も得られました。
2014年3月15日(土曜日)に開催いたしました「福岡城武具櫓跡現地説明会」の説明資料を掲載しております。
福岡城武具櫓の建物は、1919(大正8)年、浜町(はまのまち)の黒田家別邸に移築され、1945(昭和20)年の福岡大空襲で焼失しました。武具櫓の古写真は、下記リンクでご覧いただけます。
・黒田家別邸跡碑…豪壮な構えだった黒田家別邸(中央区みどころ情報発信館)
大野万太郎とは博多弁でよくいえばおおらか、悪く言えばいい加減な人の事。福岡市博物館のつれづれを「おおまん」にお届けします。
>>「軍師官兵衛」最終回、ご覧になりましたか?「如水の隠居所のその後」
黒田官兵衛にゆかりのある5都市、姫路市(兵庫県)・長浜市(滋賀県)・瀬戸内市(岡山県)・中津市(大分県)と福岡市でつくる「黒田サミット五都市連絡会」。
このたび、「黒田サミット五都市連絡会」と民間とのタイアップにより、2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」の主人公、黒田官兵衛ゆかりの5都市それぞれの観光ポイントや歴史的背景を紹介するウェブサイトが開設されました!下記リンクからご覧ください。
・黒田官兵衛ゆかりの地を巡る旅(外部サイト)
「知らなかった!官兵衛ゆかりの地」。福岡には官兵衛を身近に感じられる場所がたくさんあります。
>>動画はこちらから
「知らなかった!黒田官兵衛の名宝」。織田信長、豊臣秀吉に仕えた天才軍師、黒田官兵衛。福岡市博物館所蔵の官兵衛ゆかりの名宝をご紹介します。
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黒田官兵衛、長政父子が築城した福岡城。「400年の歴史を誇る福岡城」についてご紹介します。
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福岡市博物館では「黒田二十四騎図」を20点以上を収集しています。二十四騎図が誰によって描かれ始めたのか、時代による描かれ方の違いなどについてもお話いたします。>>動画はこちらから
黒田長政所用「銀箔押一の谷形兜 黒糸威五枚胴具足 小具足付」(重要文化財)です。この兜(かぶと)の素材についてや、形に込められた意味などについてお話いたします。>>動画はこちらから
大身鎗 名物「日本号」です。黒田家の重臣で、黒田家家臣精鋭部隊である「黒田二十四騎」の一人、母里太兵衛が、この鎗を手にした経緯や、槍に彫ってある模様などについてお話いたします。
>>動画はこちらから
黒田官兵衛の息子、長政が若い頃に着用した「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」を紹介します。>>動画はこちらから
福岡市博物館の映像です(福岡市映像ソースライブラリー)>>動画はこちらから
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