農福連携とは、障がいのある方等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組みです。
農福連携に取り組むことで、障がいのある方等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手の確保につながる可能性もあります。
農福連携の取組みは大きく分けて4つの形態があります。(農林水産省の資料より)
福祉事業所が農地を確保し農業を行いたい、または農業分野で施設外就労を行いたい福祉事業所などの職員を対象に、農業に参画するための基本的な知識・技術を習得していただく支援として、農業基礎研修(アグリチャレンジ)を実施しています。
農業基礎研修の概要 (257kbyte)
令和6年度研修日程 (129kbyte)
農福連携に関心があるものの、これまで福祉事業所とつながりのない農業者が初めて農福連携に取り組むには
「どのような作業が委託できるのか分からない」
「お願いしたい作業はあるが福祉事業所を知らない」
などが課題となることがあります。
市では農業者が新たに農福連携に取り組むにあたり円滑に福祉事業所とマッチングできるようサポートを行います。
関心のある農業者の方は、是非お問い合わせください。
耕作放棄地を再生させ、その農地で障害のある方等と共に農業を行う事業者に対し、農地再生費用に加え営農開始に係る資材費を助成します。
耕作放棄地再生事業について知りたい方はこちら(耕作放棄地対策「耕作放棄地再生事業」)
再生事業チラシ (734kbyte)
市の支援によりマッチングした農家と福祉事業所によって、農福連携商品「博多ハッピーぽてと」ができました。
令和4年度は、障がいのある方たちがサツマイモの袋詰め作業を行いました。
令和5年度には、サツマイモ苗の植え付けから収穫、袋詰め作業まで多くの工程を福祉事業所と連携して行いました。
商品名 | 博多ハッピーぽてと ”農”福と”福”岡の”福”から高島市長が命名 |
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生産農家 | 中村 光明さん (西区元岡を中心に米・春菊・大根などを栽培) |
福祉事業所 | 一般社団法人 あしたみらい 就労継続支援B型事業所 はっぴいすまいる |