洗濯物が赤色やピンク色になる
原因として、次のようなことが考えられます。
【原因1】洗濯物は、濡れた状態が長く続くと雑菌(細菌やカビ)が繁殖しやすくなります。その中で赤色やピンク色の色素を出す菌により着色することがありますので、洗濯したらできるだけ早く風通しのいい所で干すようにしましょう。関連のページとして、「浴室や洗面所などがピンクに着色する」がありますので、ご覧ください。
【原因2】洗濯する時に、入浴剤入りのお風呂の残り湯を使い、最後に柔軟剤を使用した場合に、入浴剤に含まれるウラニン色素と柔軟剤が化学反応を起こしてピンク色の細かい粒子ができ、衣服をピンク色に着色することがあります。入浴剤の説明書などを見てウラニン色素が入っている場合は、すすぎに残り湯使用をしないか、残り湯を使用する場合は柔軟剤の使用を止めると防げます。
【原因3】洗濯時に使用する水が赤く濁っていた場合、洗濯物が着色することがあります。水道水が赤く濁る原因のほとんどが水道管から流出した鉄さびによるもので、特に長い間使用していない水道管ではこのようなことが起こる場合があります。その場合、出始めの水は使用せずにしばらく水を流して、きれいになったことを確認してからご使用ください。
また、水道管が老朽化すると管内にさびがたまり、水が赤くなることがあります。建物内の給水管のさびが原因のときは、給水管の交換が必要となる場合があります。