ダムでの魚釣り、遊泳、ボート遊びはなぜ禁止なの。
福岡市水道局は、水道専用ダムである曲渕ダム、脊振ダム、長谷ダム及び久原ダムを管理しており、次の理由により魚釣り、遊泳、ボート遊びを禁止しています。
1 きれいな水の確保
水道専用ダムの水は市民の飲み水として使用しています。このため、藻類の増殖を抑制するために空気揚水筒でダムの水を循環させるなどして良好な水質を保つようにしています。
魚釣りやボート遊びはごみの散乱・投棄から水の汚染を招く恐れや、釣りに使用したり岸辺に放置された餌そのものから水を汚す原因となります。
2 危険防止
水道専用ダムは自然の湖と違って貯水を目的としているため、岸から急に深くなっており、誤って転落すると非常に危険です。
また、ダムの水を循環させているため、急に冷たい水の流れに巻き込まれる危険性があります。
過去に数回の転落事故などが発生しています。
このようなことから、安全で良質な水道水を供給する水道事業の立場やダムの安全管理の面から、ダムでの魚釣り、遊泳、ボート遊びを禁止しています。