福岡空港では,福岡圏域住民の安全・安心の確保,情報発信のための機能等,重要な役割を果たすため,福岡市消防局や福岡県警察,報道関係などのヘリコプターが常駐待機しています。
一方,福岡空港は,アジア諸国との交流拡大,格安航空会社(LCC)の参入等により航空機離発着回数が増加しており,ヘリコプタの運航と民航機(固定翼機)の運航が競合することが多く,双方の運航に影響を与えています。
回転翼機能移設事業は,ヘリコプター専用の運用施設を現空港場外へ新たに設置することで,緊急出動等の活動において,ヘリコプターの迅速な運航を可能とするとともに,その重要な役割を最大限に発揮するため,福岡市東区の奈多地区へ機能移設するものです。
この度,奈多ヘリポートについて,国土交通省より,供用開始にかかる告示等がありましたので,お知らせします。
令和2年3月26日木曜日