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更新日:2025年10月15日

『屋台公募制度』2025年度グッドデザイン賞ベスト100に選出!

 グッドデザイン賞2025ベスト100

公募屋台の写真

このたび、福岡市の「屋台公募制度」が、まちの景観と誇りを未来へとつなぐ取り組みとして高く評価され、「2025年度グッドデザイン・ベスト100(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」に選出されました。

今回の受賞を契機として、制度のさらなる周知を図り、魅力的な屋台の応募を促進し、福岡の屋台文化を未来に繋いでまいります。

 

屋台公募制度

福岡市では、2013年に全国初となる「福岡市屋台基本条例」を制定し、屋台営業者の公募を実施しています。2016年以降、計5回の公募を実施し、56軒の屋台が誕生(うち44軒が現在も営業中)しました。

伝統的なメニューや外観・内装の屋台だけでなく、新しい形の屋台も加わり、屋台文化の継承とまちの魅力向上に貢献しています。

屋台の営業期間は、他の営業希望者との公平を期すため、最長10年となっております(期間満了後、再度公募に応募することが可能です)。

 

「グッドデザイン賞」とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーション活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

グッドデザイン賞ってなに?(外部ページ)

審査委員コメント

福岡の屋台は、自然発生した景色が文化となった稀有な存在である。その独自性を途絶えさせるのではなく、条例によって課題を整理し、新しい魅力を加えながら次世代へ継承した点に強い感銘を受けた。単なる規制ではなく、文化をさらに磨き上げる行政の姿勢は全国的にも画期的であり、まちの景観と誇りを未来へとつなぐ熱意が伝わってくる。この取り組みが、福岡らしい都市の魅力を一層際立たせていると感じた。