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更新日: 2020年5月22日

福岡市博物館
おうちDE楽しめる3D福岡市博物館!

福岡市博物館にあるお勧めの名品を3D画像で公開します!全7点をお家でご覧いただけます。自分でぐるぐる回して眺めることができます!拡大縮小も自由自在!ズームインすることで、普段は見ることができない細部まで見ることができるかも!3D画像を動かして、おうちで鑑賞してみませんか?スマートフォンやタブレットをご利用の場合は、AR画像も見ることができます。


なお、お使いの機種、OSバージョン、ブラウザによっては、ご覧いただけない場合があります。推奨閲覧環境:Google Chrome最新バージョン、Firefox最新バージョン、Safari最新バージョン。※Internet Explorer非対応



*今回作成した3D画像は、令和2年2月に福岡市独自の制度「スタートアップ法人減税(市税)」に福岡市が指定したスチームパンクデジタル株式会社のご協力で作成しました。

*スチームパンクデジタル株式会社は、3Dモデル作成システム及び活用プラットフォームの開発等を行うスタートアップです。



(くろ)(うるし)(ぬり)(もも)(なり)(だい)(すい)(ぎゅう)(わき)(だて)(かぶと)

「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」の写真

福岡藩の初代藩主・黒田長政(1568~1623)の兜です。兜の両脇の金色の角は,水牛の角をかたどっています。長政の兜として有名な「一の谷兜」とともに,重要文化財に指定されています。

兜の本体,ヘルメットの部分が桃の形ににているので「桃形」兜と呼ばれます。


※3D画像では,実際の資料とは異なり,真下からのぞくと,兜を置いている台や兜の緒が張りぼてのように見えています。


資料関連リンク

甲冑にみる江戸時代展2 大水牛と桃形の系譜(平成16年7月21日~9月20日)(福岡市博物館ホームページ)

変わり兜展(平成8年3月26日~5月26日)(福岡市博物館ホームページ)


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(くろ)(うるし)(ぬり)(もも)(なり)(だい)(すい)(ぎゅう)(わき)(だて)(かぶと)

「黒漆塗桃形大水牛脇立兜」の写真

福岡藩の初代藩主・黒田長政(1568~1623)の兜です。兜の両脇の金色の角は,水牛の角を形どっています。長政の兜として有名な「一の谷兜」とともに,重要文化財に指定されています。

兜の正面に金色の丸い飾りがついた大水牛脇立兜と比べると,両脇の角が細く,シャープな印象です。


※3D画像では,実際の資料とは異なり,真下からのぞくと,兜を置いている台や兜の緒が張りぼてのように見えています。


資料関連リンク

甲冑にみる江戸時代展2 大水牛と桃形の系譜(平成16年7月21日~9月20日)(福岡市博物館ホームページ)


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(しゅ)(ぬり)(ごう)()(なり)(かぶと)(くろ)(いと)(おどし)()(まい)(どう)()(そく) ()()(そく)(つき)

「朱塗合子形兜・黒糸威胴丸具足 小具足付」の写真

大河ドラマ「軍師官兵衛」(2014年放送)でお馴染み,黒田官兵衛(孝高,如水 1546~1604)の鎧兜です。官兵衛は,福岡藩の初代藩主・黒田長政(1568~1623)の父です。
兜は,朱塗りの杯を伏せた形です。

鎧は,官兵衛が使ったものと伝えられていますが,兜は,三代藩主の光之(官兵衛のひ孫 1628~1707)が作らせたものだということです。


※3D画像では,真下からのぞくと,鎧が座っている台(鎧櫃)に底面がないように見えますが,実際は箱状になっていて底面もあります。


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(てつ)(さび)()(もも)(なり)()(めん)(まえ)(たて)(かぶと)(こん)(いと)(おどし)(どう)(まる)()(そく)

「鉄錆地桃形鬼面前立兜・紺糸威胴丸具足」の写真

福岡藩主だった黒田家の陪臣(家臣の家臣)の家に伝えられた鎧兜です。戦国時代(16世紀)のものだと考えられます。

兜の上には,鬼瓦を形どった飾りがついています。鬼瓦は,魔よけとして屋根の棟の両端に掲げられました。魔物を退けるために恐ろしい鬼の顔になっています。戦場で,敵を威嚇し,自らを守る「護符」となってくれることも願ったデザインなのかもしれません。


※3D画像では,真下からのぞくと,鎧が座っている台(鎧(よろい)櫃(びつ))に底面がないように見えますが,実際には木製の箱で底面もあります。


資料関連リンク

甲冑に見る江戸時代展3─福岡藩家老と支藩の家臣たち─(平成26年4月1日~6月1日)(福岡市博物館ホームページ)


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博多人形(はかたにんぎょう)(はつ)(あわせ)

作者:小島與一(こじま・よいち 1886~1970)

制作年代:大正3年(1914)

博多人形「初袷」(はつあわせ)の写真

名人と名高い人形師・小島與一がつくった博多人形です。

この作品のモデルになったのは,修業時代の若き日の與一が憧れていた博多芸妓です。與一は彼女を料亭の2階に連れ出して,3日間デッサンに打ち込み,この作品を完成させたと伝えられています。この女性・ひろ子は,のちに與一の妻となりました。


※3D画像では,下からみると,人形型の薄いカワを内側から覗いているようにみえますが,実際は,通常の博多人形と同様に,底面もしっかりとある焼き物です。


資料関連リンク

博多人形名品展2 小島与一と原田嘉平(平成23年9月21日~11月6日)(福岡市博物館ホームページ)

博多人形展(平成12年3月28日~7月30日)(福岡市博物館ホームページ)

博多人形展(平成12年3月28日~7月30日)(福岡市博物館ホームページ)


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宗七焼(そうしちやき)丁子(ちょうじ)()()

作者:正木宗七(まさき・そうしち)

丁子風炉の写真
丁子風炉の写真その2

生薬や香辛料として使われる丁子(グローブ)を加熱して香りを発散させる香炉の一種です。

正木家は,播磨(現・兵庫県)の出身の瓦師で,黒田長政に従って博多にやってきたと伝えられています。本家は代々瓦師でしたが,分家が釉薬をかけない素焼きの焼き物をつくりはじめ,代々「宗七」を名乗って,明治維新の頃まで6代続きました。彼らがつくっていた素焼き物が「宗七焼」です。


※3D画像では,下からみると,底抜けのようにみえますが,実際にはちゃんと底があります。


資料関連リンク

幻のやきもの「宗七焼」(平成28年10月25日~12月18日)(福岡市博物館ホームページ)

宗七焼(平成11年11月30日~平成12年2月6日)(福岡市博物館ホームページ)


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(もく)(ぞう)(とう)(しょう)(ごん)(げん)()(ぞう)

木造東照権現坐像の写真

江戸時代,現在の西公園(福岡市中央区)にあった東照宮の御神体だった東照権現=徳川家康の木像です。1652年に,江戸・寛永寺で開眼,福岡に船で運ばれてきたそうです。明治時代に東照宮が廃されたあと,警固神社(福岡市中央区)に移されました。

この像は,公家の男性の正装である「束帯」という装束を身に着けています。一番上にまとっている黒い袍(ほう)には,よく見ると,徳川家の家紋・三つ葉葵の文様が描かれています。ぜひ,ズームインしてご覧ください。


※3D画像では,下からみると,像も台も一体になっていて内側が空洞のようにみえますが,実際は,(1)木像 (2)上げ畳 (3)台座 の3つの部分からなります。もちろん,台座には底があります。


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担当課

掲載資料について

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  • 電話:092-845-5011
  • FAX:092-845-5019
  • E-Mail:museum-gakugei.EPB@city.fukuoka.lg.jp

スタートアップ法人減税について

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  • E-Mail:f-tokku@city.fukuoka.lg.jp