カーボンニュートラルへの世界的な意識の高まりで、拡大する脱炭素市場は中小企業に大きなチャンスとなっています。
本事業は福岡発のカーボンゼロ商品の開発を支援することによって、市内中小企業の競争力強化を図るとともに、脱炭素化に向けた取組みの啓発を行うことにより、脱炭素経営の裾野拡大を図ります。
地域・社会の脱炭素を進めていくには中堅・中小企業の取り組みが重要です。
とはいえ、世の中に溢れる情報の中から、自分たちにあった脱炭素の取り組みを見つけるのは至難の業です。
『九州GX推進フォーラム』には、主催3者が支援した、中堅・中小企業の脱炭素化にむけた「取引先からの脱炭素化要請への対応」「カーボンゼロ商品創出」「脱炭素専門家の活用」のヒントが大集結します。
令和7年2月12日(水曜日)
第1部 講演 13時00分~13時50分
第2部 個別課題の対応に関する事例紹介・トークセッション 13時50分~17時00分
電気ビル共創舘 3階カンファレンス 大会議室
(福岡市中央区渡辺通2-1-82)
会場:120名
オンライン(Teams):200名
※参加費 無料
※準備の都合上、事前お申込をお願いします。
※駐車場の準備はございません。公共交通機関でのご来場をお願いします。
第1部 講演 13時00分~13時50分
◆基調講演 「中小企業における脱炭素化の重要性について」
Sphera Solutions, Japan(株)ディレクター 大住 政寛 氏
世界各国で加速する脱炭素化の潮流は、今や大企業だけでなく中小企業にも大きな影響を及ぼしています。
本講演では、長年企業のLCA(ライフサイクルアセスメント)を手掛けた専門家が、最新のグローバル動向を解説。
また脱炭素化に取り組む前提となる「GHG排出量の把握」に必要なLCAの基礎についても改めて解説いたします。
脱炭素化を事業成長のチャンスと捉え、自社の競争力を強化するヒントを得られる内容です。
経営層や環境担当者にとって、これからの時代に不可欠な視点を提供します。
◆施策説明 経済産業省におけるGX施策のご紹介
第2部 個別課題の対応に関する事例紹介・トークセッション 13時50分~17時00分
◆課題1 取引先からの脱炭素要請への対応
九州経済産業局(報告:(公財)九州経済調査協会)
脱炭素は自社の価値向上において重要ですが、単独で取り組むには課題が多い領域です。
今回、地域のサプライチェーンで協業しながら脱炭素に取り組む方策について実例を交え紹介します。
◆課題2 脱炭素を通じた商品の付加価値向上
福岡市(報告:(一財)九州オープンイノベーションセンター)
~カーボンゼロ商品開発 成功までの道筋!~
脱炭素市場が拡大するなか、脱炭素の観点を取り入れた自社商品を持った中小企業には大きなビジネスチャンスが訪れています。
今回福岡市事業において、カーボンゼロ商品の創出に業種の違う5社が挑戦!
商品開発のポイントや試行錯誤した点など、専門家を交え紹介します。
◆課題3 脱炭素対応人材やノウハウ不足への対応
(一財)九州オープンイノベーションセンター/九州経済産業局(報告:(株)アットグリーン))
カーボンニュートラル推進に実際に取り組んだ企業の実例とその推進をサポートした専門家の声を併せてお伝えすることで
中小企業にとっての効率的な取り組み方を考えます。
【共催】九州経済産業局・福岡市・(一財)九州オープンイノベーションセンター
参加お申し込みはこちら
https://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/kyusyuenekan/kyushugx
申込締切 令和7年2月7日(金曜日)
九州経済産業局資源エネルギー環境課 カーボンニュートラル推進・エネルギー広報室
電話:092-482-5468
(一財)九州オープンイノベーションセンター /K-RIP
電話:092-474-0042
令和6年10月16日(水曜日)に開催した脱炭素セミナー「脱炭素時代のブランド構築~自社の取り組みを競争優位につなげる『環境ブランディング』とは~」のアーカイブ配信を行います。
「脱炭素時代のブランド構築」をテーマにモノづくり企業の環境ブランディング事例やそのメリットを解説します。
競争優位を築くための具体的な戦略を学べる特別セミナーを『モノづくりフェア2024』の会場からお届けします。
特別セミナーチラシ (460kbyte)
各講演に分けて動画を配信しております。下記のリンクから配布資料をダウンロードの上、動画をご視聴ください。
代表取締役CSO 兼 カーボンニュートラル総研 所長 伊佐 陽介 氏
「環境への取り組みをブランド価値向上につなげる効果的な発信方法とは?」
配布資料(1,706kbyte)
YouTube動画
事務局長 山口 真知 氏
「SAGA COLLECTIVE~ものづくりを伝承する“CO2ゼロ”のローカルブランド~」
配布資料(5,303kbyte)
YouTube動画
・開発にあたり5~7回程度専門家を無料で派遣。
→商品コンセプト設定、事業経済性の分析、商品開発計画の策定、GHG排出量削減等、本事業で取組む商品・サービスの開発に必要と考えられる専門家を選定し派遣します。
支援事業スケジュール(例)
※参加申し込みの受付は終了しました。
福岡発カーボンゼロ商品創出支援_公募要綱 (968kbyte)
令和5年度には、中小企業に対し、脱炭素への取組みが経営に与えるメリット等の普及および、脱炭素経営の実現に向けた取組みを支援しました。
取組み事例については、令和5年度福岡市中小企業における脱炭素経営サポート事業取組事例集 (2,863kbyte)をご覧ください。
福岡市は、世界や日本が目指す脱炭素社会の実現に積極的に貢献するため、「2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロ」のチャレンジ目標を掲げ様々な取組みを行っています。
その他の取組みの詳細については「福岡市環境局ホームページ」をご覧ください。