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更新日:2024年12月2日

RAMEN TECHを初開催しました!

RAMENTECHイメージ画像

福岡市は10月9日・10日の2日間、福岡大名ガーデンシティ一体で、国際ビジネスマッチングイベント『RAMEN TECH(ラーメンテック) -Revolutionizing Asia: Merging Ecosystems & Networks Tech-』を初開催しました!
「スタートアップ都市ふくおか」宣言から12年の間に、官民一体となって築いてきた国内外の繋がりを活かし、福岡市内だけでなく、国内外からも多くのスタートアップ企業や支援者、投資家等が多数参加。会場は終始熱気と活気で溢れ、大盛況のうちに幕を閉じました。
本イベントでは、ピッチコンテスト、ブース出展、個別商談・ネットワーキングなど、多岐にわたるプログラムを展開。国内外のスタートアップがグローバル市場へ進出するための足掛かりを提供するとともに、ビジネス連携やイノベーション創出の可能性を拡げる貴重な場となりました。
この2日間を通じて、福岡市がグローバルなイノベーションハブとして、スタートアップと共に未来を切り拓く拠点であることを印象づけた、記念すべきイベントとなりました。

RAMEN TECH開催概要

  • 開催日:2024年10月9日(水曜日)・10日(木曜日)の2日間
  • 開催場所:福岡大名ガーデンシティ・パーク、大名カンファレンス、Fukuoka Growth Next、GROWTHⅠ
  • 来場者数:4,000名以上(うち海外400名以上)
  • 主催者:福岡市
  • 同時開催:StartupGo!Go!
  • RAMEN TECHホームページ

主な内容

  • ・ピッチ
     18カ国・地域から応募があったスタートアップの中から書類審査を経て決定した16社によるセミファイナル、さらにファイナルを実施
  • ・セッション
     英語セッション含め20のセッションを実施
  • ・ブース出展
     61社・機関が出展(うち、海外ブース31)
  • ・商談・交流会
  • ・マルシェ

ピッチコンテスト Asia Next Unicorn Award

18カ国・地域から84社のスタートアップが競い合った本ピッチでは、個別化がん治療薬検査技術の開発を行う台湾のスタートアップ『CancerFree Biotech』が見事優勝に輝きました!


CancerFree Biotechピッチの様子 CancerFreeBiotech優勝の写真1 CancerFreeBiotech優勝の写真2

<特別賞>
・ICHIRAN (一蘭) AWARD: Accredify (シンガポール)

Accredify受賞の写真
 

・FUKUOKA AWARD: ANIWARE (香港)


ANIWARE受賞の写真
 

<セミファイナリスト>


セミファイナリスト一覧の画像
 

<審査員>


審査員一覧の画像

 

スペシャルプログラム Asia Startup Ecosystem Summit

アジア6カ国・地域、そしてアメリカ・フィンランドから20を超えるVC、アクセラレーター、政府機関が一堂に会し、5つのテーマについてセッションを繰り広げました。
1)How to create the next unicorn from Asia
 アジアから次のユニコーン企業を生み出すには?
2)What Asian startups do VCs want to invest in?
 VC(ベンチャーキャピタル)が投資したいアジアのスタートアップとは
3)How foreign startups can achieve investment and collaboration in Japan
 海外スタートアップが日本で資金調達・協業を実現するには
4)To create collaboration between Asian ecosystems
 アジアのエコシステムとのコラボレーションを生み出すために
5)To create collaboration between Asian ecosystems
 大学からディープテックのスタートアップを生み出すためには

セッションの様子1 セッションの画像2

高島市長より、アジアにおけるエコシステムの構築を共に目指していこうという力強いメッセージが発信され、最後は今後の連携に向けて、海外VC、海外スタートアップ、国内外からの大学等の研究機関等と共に記念撮影を行いました。

 サミット記念撮影2
 

トークセッション

英語セッションを含め、20のセッションを実施しました。

欧州エコシステムセッションの画像 福岡市スタートアップセッションの画像

RAMEN TECHスペシャルセッション 『福岡の未来を拓く!グローバル視点とオープンマインドで描く新たなイノベーション』 では、グローバルと比較した日本の起業家の現状やスタートアップエコシステム成長のカギなどについて、スタートアップ、支援者、自治体、それぞれの立場から熱い議論が繰り広げられました。
<登壇者>
佐々木 紀彦氏    (PIVOT株式会社 CEO)
イェスパー・コール氏 (マネックスグループ グローバルアンバサダー)
梅澤 高明 氏     (CIC Japan 会長)
鈴木 聡子 氏      (フォースタートアップス株式会社 専門役員)
堀 ナナ 氏       (Tensor Energy株式会社 代表取締役社長)
高島 宗一郎      (福岡市長)

スペシャルセッションの様子 スペシャルセッション記念撮影
 

ビジネスマッチング

期間中、会場内外では国内外のスタートアップ、事業会社、VCなどによる活発な商談が繰り広げられました。その成果として、台湾・福岡・東京の企業間で協業に向けた覚書(MoU)が締結されるなど、早速具体的な成果も生まれています。
 

<成果事例>

 台湾・福岡市・東京都企業間でのMoU

  締結企業

   株式会社ハコブネ (本社:福岡市)

   IHH Co,Ltd (本社:台湾)

   AZIO JAPAN合同会社 (本社:東京都)

  MoU概要

   P2P技術をコアとした監視カメラ×エッジAI分析×デジタルサイネージが一体となった次世代のソリューション

  「大熊APP」に関するMoUを3社にて提携し、日本市場の開拓に協力して取り組むことに合意。

   第一ステップとして、12月2日から4日まで、福岡市内で開催されるクリスマス・イベントにて実証実験(PoC)を実施。

MoU締結の写真

RAMEN TECHを機に、資金調達や協業などが生まれた事例がございましたら、ぜひ本ページで紹介したいと思いますので、ページ下にある問い合わせ先にお気軽にご連絡ください。

 

RAMENコンテンツ

会場では、RAMEN TECHならではの多彩なRAMENコンテンツもご用意!
福岡を代表するラーメン店や屋台から4店舗(博多だるま、豚そば月や、屋台のたまちゃん、らーめんはや川(五十音順))が出店し、来場者に本場の味を提供。スタートアップ関係者だけでなく、一般の方にも気軽に楽しんでいただけるイベントとして、多くの方にラーメンの香りが漂う新感覚のスタートアップイベントを体験していただきました。

ラーメンを楽しむ画像1 ラーメンテック画像 

また、ラーメン業界の企業にもご協賛いただきました。マルタイ様からは前夜祭にて参加者への棒ラーメンの提供があり、一蘭様からはピッチコンテストの企業賞をご提供いただくなど、イベントを大いに盛り上げていただきました。
さらに、福岡発祥で世界中から愛される「豚骨ラーメン」の起源にスポットを当てた映画『すうぷ』の上映も実施。スタートアップの熱気とともに、ラーメン文化の奥深さも存分に楽しんでいただけたのではないでしょうか。
ご協力いただいた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。

 

イベントの様子

イベントセッションの様子 イベントセッションの様子2 ラーメンテック会場全体
ラーメンテック商談の様子 ラーメンテック屋台の様子 ラーメンテックの様子2
ラーメンテック商談の様子 ラーメンテックセミファイナル ラーメンテック集合写真
ピッチの様子 ラーメンテック内の東京都スシテックブース ラーメンテックピッチの様子
ラーメンテックピッチの様子 ラーメンテックサイドイベントの様子 ラーメンを楽しむ様子
ラーメンテックファイナリスト ラーメンテックブース ラーメンテックピッチファイナリスト

 福岡市経済観光文化局創業推進部グローバルスタートアップ推進担当
 TEL:092-711-4706
 Email:globalstartup@city.fukuoka.lg.jp