福岡市植物園は、『花で共創のまちづくり』をキーワードに、平成30年から福岡市が取り組んできた 『一人一花運動』の拠点施設として、様々な活動を行ってきました。
このたび、新たにバラをきっかけとした共創の取り組み
≪Enjoy! ROSEプロジェクト≫を始動します!!
福岡市植物園は昭和55年に開園し、令和6年で45年目を迎えました。
さらなる魅力向上のため、植物園では今年度から段階的にリニューアル工事を行っていきます。
まずは、その第1弾として・・・
バラ園をリニューアルします!
植物園入口を バラや宿根草等があふれる エントランスエリアへ
皆さんと楽しみながら、バラのつながりを広げ、バラ、福岡市植物園のファンを増やしていきます。市民の皆様に参加いただけるワークショップやイベント等もたくさん予定しています!
実施時期 | 項目 | 共創者 |
---|---|---|
令和6年5月、7月 | (1) バラの健全度調査(全株) | 植物園・パートナー企業 |
令和6年9月頃 | (2) 移植準備「花芽摘みワークショップ」 | 植物園・市民・パートナー企業 |
令和6年10月 | 現バラ園 工事開始 | |
令和6年10月 | (3) バラの仮移植(園外へ) →パートナー企業の圃場を活用 | 植物園・パートナー企業 |
令和6年12月 | (4) 移植困難株の接ぎ木 →バラ講座(接ぎ木編)を実施 | 植物園・市民・バラ団体等 |
令和7年4月 | (5) 従来のバラ講座の続編(中級編)の開設 →バラボランティア育成 | 植物園・市民・バラ団体等 |
令和7年8月 | 新エリア 工事開始 | |
令和7年10月 | (6) バラサポーター(仮)としてネットワークを構築 →植物園イベント等への協力など | 植物園・市民 |
令和8年1月 | (7)他都市(北九州市等)とのバラ交換による交流 | 植物園・他都市等 |
令和8年1月 | 新エリア 植栽開始(バラ本移植、その他草花等の植え込み) | |
令和8年3月頃 | 新エリア 完成 | |
令和8年4月から | (8) バラと宿根草等のガーデンをデザイン・管理できるガーデナーの育成 | 植物園・市民 |
毎年5月、10月 | (9)福岡バラ会によるバラに関するイベントの実施 | 植物園・市民・バラ団体等 |
☆各ステップに関する情報は、今後当ホームページに掲載していきます。
健全な株は移植、老木や病害虫で弱った品種は接ぎ木することで、バラ園全体の健全性を回復
また、スペースの確保を行うことで、生育と管理が改善!
立体的かつ一年中楽しめるエリアへ!
病害虫に強く、個人の庭に取り入れやすいガーデンに!
市民の皆様にも参加してもらえる、共創のガーデンへ!
より多くの来園者に見てもらえる、植物園の目玉スポットに!
(いずれも、横浜イングリッシュガーデン(春)。)
バラでつながる福岡市植物園の共創の取り組みと新エリアのオープンを、皆様どうぞお楽しみに!
毎年きれいなバラを沢山咲かせるバラ園は、整備後44年が経過し、下記のような課題が出てきました。
現バラ園の見頃は1年のうち、5月、10月中旬~11月中旬の2か月間。
それ以外の時期はオフシーズンとなってしまい、バラ園への来園者はまばらでした。
バラが大株化し、過密化している
→バラの生育/管理のためには、もっとスペースが必要な状況です。
植物園の奥に位置しており、足を運びづらく、残念ながら、動物園に来園された方でもバラ園の存在を知らない方がまだまだ多くいらっしゃいます。
木立性の樹形、ハイブリッドティー系統の品種に偏っており、新品種を導入するスペースがありません。
上記の課題を解決して・・・
こういった想いから、この度、まずはバラ園をリニューアルすることとなりました。
市民の皆様にはご理解いただきますとともに、Enjoy!ROSEプロジェクトへ多くの方にご参加いただけますと嬉しいです!