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更新日: 2024年8月29日

≪Enjoy!ROSEプロジェクト by福岡市植物園≫始動します!!

一人一花運動ロゴ

福岡市植物園ロゴ

バラとグリッピ(イラスト)


福岡市植物園は、『花で共創のまちづくり』をキーワードに、平成30年から福岡市が取り組んできた 『一人一花運動』の拠点施設として、様々な活動を行ってきました。


このたび、新たにバラをきっかけとした共創の取り組み
≪Enjoy! ROSEプロジェクト≫を始動します!!



福岡市植物園は昭和55年に開園し、令和6年で45年目を迎えました。
さらなる魅力向上のため、植物園では今年度から段階的にリニューアル工事を行っていきます
まずは、その第1弾として・・・



バラ園をリニューアルします!
植物園入口を バラや宿根草等があふれる エントランスエリアへ




  • ●バラ園リニューアルを契機として、バラにより親しみを持っていただくとともに、植物園内だけではなく、福岡市内外へバラのつながりを広げていきます!
  • ●Enjoy!ROSE プロジェクトの各プロセスにおいて、市民・企業・バラ団体・他都市等との共創に取り組み、『みんなで作る』 『楽しみ・ワクワク』感を共有していきます!

Enjoy!ROSEプロジェクト スケジュール!!

皆さんと楽しみながら、バラのつながりを広げ、バラ、福岡市植物園のファンを増やしていきます。市民の皆様に参加いただけるワークショップやイベント等もたくさん予定しています!


市民・企業・バラ団体・他都市等との共創の取り組みイメージ

実施時期 項目 共創者
令和6年5月、7月(1) バラの健全度調査(全株)植物園・パートナー企業
令和6年9月頃(2) 移植準備「花芽摘みワークショップ」植物園・市民・パートナー企業
令和6年10月現バラ園 工事開始 
令和6年10月(3) バラの仮移植(園外へ) →パートナー企業の圃場を活用植物園・パートナー企業
令和6年12月(4) 移植困難株の接ぎ木 →バラ講座(接ぎ木編)を実施植物園・市民・バラ団体等
令和7年4月(5) 従来のバラ講座の続編(中級編)の開設 →バラボランティア育成植物園・市民・バラ団体等
令和7年8月新エリア 工事開始 
令和7年10月(6) バラサポーター(仮)としてネットワークを構築 →植物園イベント等への協力など植物園・市民
令和8年1月(7)他都市(北九州市等)とのバラ交換による交流植物園・他都市等
令和8年1月新エリア 植栽開始(バラ本移植、その他草花等の植え込み) 
令和8年3月頃新エリア 完成 
令和8年4月から(8) バラと宿根草等のガーデンをデザイン・管理できるガーデナーの育成植物園・市民
毎年5月、10月(9)福岡バラ会によるバラに関するイベントの実施植物園・市民・バラ団体等

☆各ステップに関する情報は、今後当ホームページに掲載していきます。


バラ園リニューアルについて

方向性

従来の品種を保存するとともに、健全なバラはすべて移植する

健全な株は移植、老木や病害虫で弱った品種は接ぎ木することで、バラ園全体の健全性を回復
また、スペースの確保を行うことで、生育と管理が改善!

バラを主体とし、バラ以外の草花等(宿根草、球根類、アジサイ等の低木等)も導入

立体的かつ一年中楽しめるエリアへ!

新品種の導入

病害虫に強く、個人の庭に取り入れやすいガーデンに!

管理作業性を見据えたデザイン

市民の皆様にも参加してもらえる、共創のガーデンへ!

エントランスエリアへ移設

より多くの来園者に見てもらえる、植物園の目玉スポットに!


新エリアイメージ

Before

現在のバラ園の写真(Before)

After

リニューアル後、新エリアのイメージ図
  • 春:京成バラ園(千葉県)/横浜イングリッシュガーデン(神奈川県)
  • 夏:横浜イングリッシュガーデン/上野ファーム(北海道)
  • 秋:こどものくにガーデン(宮崎県)、上野ファーム
  • 冬:南町田グランベリーパーク(東京都)/綾ナチュラルガーデン錦町(宮崎県)

構造物とバラのイメージ画像

(いずれも、横浜イングリッシュガーデン(春)。)




 

バラでつながる福岡市植物園の共創の取り組みと新エリアのオープンを、皆様どうぞお楽しみに!


マスコット

(参考)バラ園リニューアルの経緯について

毎年きれいなバラを沢山咲かせるバラ園は、整備後44年が経過し、下記のような課題が出てきました。

楽しめる時期が短い

現バラ園の見頃は1年のうち、5月、10月中旬~11月中旬の2か月間。
それ以外の時期はオフシーズンとなってしまい、バラ園への来園者はまばらでした。

老木化、病気等によるバラの弱体化

  • 特に円形バラ園側の老木化が進んでいる
  • 全体的に土壌が固く、樹勢が衰えてきている
  • モザイク病、根頭がん腫病などの病気が発生している

過密化

バラが大株化し、過密化している
 →バラの生育/管理のためには、もっとスペースが必要な状況です。

立地の悪さ

植物園の奥に位置しており、足を運びづらく、残念ながら、動物園に来園された方でもバラ園の存在を知らない方がまだまだ多くいらっしゃいます。

品種の偏り

木立性の樹形、ハイブリッドティー系統の品種に偏っており、新品種を導入するスペースがありません。






上記の課題を解決して・・・

  • 市民の皆さんと一緒にバラ園の管理活動をおこなっていきたい!
  • みなさんの庭づくり等の参考になるように、新しい品種も取り入れたガーデンにしたい!
  • もっとたくさんの方に見てほしい!


こういった想いから、この度、まずはバラ園をリニューアルすることとなりました。
市民の皆様にはご理解いただきますとともに、Enjoy!ROSEプロジェクトへ多くの方にご参加いただけますと嬉しいです!