福岡市建築物事前完了検査について
目的
工事期間中に検査を行い、不可視部分等の法適合確認を行うことで、工事の途中において計画変更による対応や適合していない箇所の是正を早期に発見することが可能となり、完了検査時の負担を軽減し、スムーズかつ確実に検査済証の発行を行うことを目的としています。
完了検査の一環として行う検査であるため、事前完了検査を受検する際の手数料はかかりません。
効果
- 事前完了検査を行うことで、不可視部分や天井の高い建築物等、完了検査時では現場確認の難しい部分について適切な検査が可能となり、建築物の安全性が高まります。
- 事前検査を受検することで完了検査時における是正内容を軽減出来るため、工事監理者及び工事施工者の負担が少なくなります。
対象物件
福岡市へ確認申請を提出され、福岡市建築主事が確認済証の交付を行い、完了検査を申請される建築物で監理者等(工事監理者・工事施工者・設計者・建築主の方)から申し込みされたもの。
事務処理の流れ
事務処理の流れは別紙を参照してください。
検査内容
意匠・構造及び建築設備に関する事項についての法適合確認を行います。
原則現場検査とし、目視や監理書類などにより確認を行います。
必要書類
- 福岡市建築物事前完了検査申請書
- 建築基準法施行規則 第19号様式(完了検査申請書:第2面と第3面)
- 事前完了検査チェックリスト
- 検査範囲のわかる図面等
- 委任状(確認申請時において、完了検査まで含めて委任されている場合を除く)
様式
その他留意事項
- 監理者等は事前完了検査に立会いをお願いします。
- 監理者等は事前完了検査予定箇所が確認申請図書通りとなっているか検査前に確認をお願いします。
- 事前完了検査は配筋状況等の確認を行うものではありません。
- 事前完了検査を実施した場合事前検査の検査記録を監理者等と建築主事の双方が保管します。
- 事前完了検査を受検した箇所については再度確認等を行いません。ただし、計画変更などにより確認の必要が生じた場合はこの限りではありません。
- Q&Aについて (94kbyte)
