福岡市地下鉄で駅務員として利用者への案内、駅の管理などに従事するほか、一定期間の業務経験を経て、乗務員(地下鉄車両の運転業務)や、事務職への登用制度があります。
乗務員などの職種に挑戦していけるのも魅力
以前はまったく異なる仕事に就いていたのですが、常に新しいことにチャレンジし続け日々発展する福岡市の職員として働きたいと思い転職しました。その中で、業務内容に興味を持ち運輸業務従事者をめざしました。
運輸業務従事者として入庁すると、はじめは駅務員として勤務するのですが、一定期間経験を積むと乗務員や運輸指令、事務職などに進むことができます。さまざまなフィールドで活躍できるところが魅力的だと感じました。
駅務員として地下鉄の駅窓口に立ち、地理案内や乗換案内などの案内業務、身体が不自由なお客さまの乗降の介助、急病人などのお客さまの対応、異常時の対応といった駅業務をしています。電車が遅れた際の案内放送も駅務員の業務です。
好きなのはやはり案内業務です。現在は新型コロナウイルス感染症の影響により観光でお越しになるお客さまは減りましたが、県外や外国から来られた方をご案内する際に、うまく伝わり「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただくととてもやりがいを感じます。
はじめての急病のお客さま対応です。まだ研修期間で指導役の先輩と一緒だったのですが、倒れられているお客様をはじめて目の当たりにし、どのように対応してよいか戸惑ってしまいました。手際よく対応する先輩の姿を見て「自分もこうなりたい」と感じたのを覚えています。
駅務員として3年間勤務すると、乗務員研修に行くための試験を受けることができるので、まずは乗務員を目指して頑張りたいと思います。また、その後は地下鉄の運行を管理する運輸指令を経験したいです。
福利厚生が充実していて休みも取りやすい環境であることがうれしいです。休日だけでなく勤務明けにも職場の皆さんと交流を深めることができ、楽しんでいます。不規則になりがちな仕事なので、夜更かしをしないようにするなど体調管理には気をつけています。
地下鉄は市民の方をはじめ、観光やビジネスで福岡市を訪れる方にとってなくてはならない存在です。チャレンジ精神を持ち、まちと共に発展する福岡市の地下鉄事業を一緒に支えていきましょう。責任感がある人に向いている仕事だと思います。