小学校から大学まで、自分自身の学校生活が楽しかったので「学校」という場が大好きです。何らかの形で学校現場に関わる仕事がしたいと思い、学校事務としての採用がある福岡市職員を選びました。

“事務職”として入庁しましたが、仕事はデスクでパソコンに向かうだけではありません。来校された方がまず来られるのが事務室。保護者の方や地域の方、業者の方など人と接する機会が多くあるのが意外でした。

学校の予算管理、生徒の就学関係事務、学校徴収金、教職員の給与や手当関係事務、出張旅費、福利厚生など、生徒や教職員、学校の運営に関する業務です。限られた予算の中でどのようにすればより過ごしやすい環境を整えることができるかを意識し、楽しみながら仕事にあたっています。

生徒の近くで過ごすことができることです。直接的な関わりは少ないですが、廊下ですれ違う際などの「おはようございます！」と元気な挨拶から、エネルギーをもらっています。生徒がのびのびと過ごす姿を見るのは、日々の業務の励みです。

先生方はいつも生徒のことを考え向き合っています。そんな中、予算や手当などのお話をする時には、先生方の貴重な時間を無駄にしないよう、分かりやすい資料作りや説明を心がけています。「ありがとう」「分かりやすい」というお言葉はとても嬉しいです。

事務職の立場から学校運営に参加していけたらと思っています。学校事務は各学校に1人または2人しかおらず、生徒と直接関わることは少ないのですが、事務職としての視点で生徒や先生にとってよりよい環境を実現するための取組みを提案できるようになることが目標です。

自宅の周辺のカフェやレストランを開拓しておいしいものを見つけるのを楽しんでいます。自分で計画的に進めることができる仕事内容なので、休みが取りやすいのも魅力です。

入学から卒業まで、子どもたちの学びや成長を身近に感じることができ、縁の下の力持ちとして教育現場に関わることができるやりがいのある仕事です。将来一緒に働くことができるのを楽しみにしています。