民間企業等で培われた経営感覚や専門知識を生かし、課題の本質を捉え、高い意欲をもって職場の活性化を図りながら、市民目線で新たな行政課題の解決に挑戦することができる人材を求めています。
行政事務職(行政・ICT・福祉)以外にも技術職(土木・建築・電気・機械・造園)の募集区分があります。
前職で培ったスキルで地域活動の活性化に貢献
関東の大学を卒業後、民間のIT企業に勤務していましたが、就職から10年目を迎えた頃、家族と相談を重ねた結果、地元・福岡へのUターンを決めました。最初は同業種での転職を考えていましたが、平成28年の熊本地震をきっかけに、福岡市をはじめとする多くの自治体が支援活動に取り組んでいることを知り、自治体の仕事に関心を持ちました。このことをきっかけに、未経験の分野で自分の経験を活かし、地域に貢献できる仕事をしたいと考え、福岡市での転職を選びました。
法律に基づく定型的な業務が多いと考えていましたが、実際には限られたスケジュールや予算、人員の中で工夫を重ねながら最適な解決策を導き出すことが求められる場面が多く、その点は当初のイメージとは異なっていました。
前職では、主に官公庁向けの情報システム構築に従事し、特に災害対策やセキュリティ強化を担当していました。
現在は「ふくおかポイント」という事業の構築・実証を担当しています。この事業は、防犯パトロールや地域清掃などのボランティア活動にポイントを付与し、地域コミュニティの支援や活性化につなげることを目的としています。試行錯誤を重ねながら、新しい仕組みを社会に取り入れていく過程に大きなやりがいを感じます。
携わった仕事が形となり、社会で実際に利用されることに大きな魅力を感じています。この点は前職と共通していますが、福岡市では1つの事業の企画からサービス開始までを一貫して担当することが多く、自分の考えや思いがダイレクトに反映されるため、前職以上にやりがいと緊張感があります。
職員同士のコミュニケーションが活発な職場です。雑談を通じて業務に関わる新しいアイディアが生まれたり、職員間の風通しが良くなったり、相談しやすい環境が整っていると感じています。
近年、さまざまな分野でデジタル化が進んでいるため、その基盤となる知識を前職での経験を通じて持っていることが、業務をスムーズに進める上で役立っていると感じる場面が多いです。
市役所内の部署だけでなく、地域の方や企業の方々など、さまざまな立場の方と接する機会が多いため、共通の話題作りや円滑なコミュニケーションのために、新聞や先方のホームページ、SNSなどから日々情報収集を行っています。
高校卒業から十数年間地元を離れていたため、都市と自然が調和した福岡市の自然環境の貴重さを一層実感しています。この豊かな自然環境を将来にわたって守り続けるために、生態系の維持や博多湾の漁場環境の保全などに携わりたいと考えています。
子ども達と一緒に博多湾や糸島方面に出かけて、釣りや登山を楽しみながら過ごすことが多いです。
福岡市には、DX、地域活性化、環境保全など、さまざまな分野の仕事があります。皆さんが社会人として培った経験やスキルを活かせる場面も多くありますので、ぜひ一緒に働きましょう。