市長事務部局、水道局、交通局、教育委員会などで行われている事業・サービス全般に関わる事務に従事します。市民生活の各分野を幅広く支える大きな役割を担う職種です。総合的な企画・調整をはじめ、高齢者施策や子ども施策、自然環境の保全、都市交通施策、国際交流の推進など、さまざまな仕事に携わります。
賞を通じてアジアとの交流を
以前は民間企業で働いており、転職で福岡市役所に入庁しました。
前職では全国転勤がありましたが、長い目で自分のライフスタイルを考え直したときに、地元に貢献できる場所で働きたいと思ったことがきっかけのひとつです。
入庁前は、堅苦しい雰囲気があるのではないかと思っていましたが、入庁してみると、職場が明るく和気あいあいとしていて驚きました。困っている職員がいれば、自然と助け合う雰囲気があり、とてもありがたいです。
アジア文化への貢献をたたえる『福岡アジア文化賞』の企画・運営をしています。受賞者の選考に関する事務をはじめ、イベントの企画や受賞者が福岡に滞在している間の支援、広報などを担当しています。
受賞者を福岡に招き、授賞式や市民フォーラムを無事に開催できたときは何より喜びを感じました。
受賞者が決定してからおよそ半年かけて、イベントに向けて企画調整を行うため、ようやく実現できたことに達成感を感じました。
福岡アジア文化賞の運営上、受賞者について話すことが多いです。
世界的に活動されている方々が多く、各国での活躍の状況について職員間で情報交換することはとても刺激になります。
文化賞のイベントの企画段階では、市民への発信方法に頭を悩ませました。受賞者の功績を市民に分かりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、受賞者や選考委員の方々と試行錯誤を重ねています。
職場の方、外部の方を問わず、たくさん会話するように心がけています。
異なる立場で働いている方の話を聞くことで心が豊かになりますし、そうしてできたご縁で、仕事がスムーズに進むことも多いなと感じます。
福岡市には、市が主催する魅力&迫力あるイベントがたくさんあり、現在の業務の延長線として、文化振興事業にも携わりたいと考えています。
プロ野球が大好きで、小さい頃からソフトバンクホークスを応援しています。昨年はビジター応援のために、何度も県外へ遠征に行きました。休暇を使って、ゆっくり旅行も楽しんでいます。
「福岡市は住みやすい」と回答した割合が98・2%と、市民からの期待が大きく、責任ある仕事だと思います。政令指定都市の中でも、福岡市は事業の幅が広く、たくさんの選択肢があります。入庁前に思い描いていたキャリアを大事にしつつ、これからたくさんの選択肢が広がっていることをご期待ください!