消防局などで火災、救急および救助といった有事の緊急活動はもちろん、「火災予防運動」などの防災意識の啓発も行います。
火災を未然に防ぐことで市民生活の安全を確保
私は、大学のクラブ活動中(ライフセービング部)に海で溺れた人を引き上げ、救急隊に引継いだ経験があります。その時の救急隊員のように、もっと専門的な知識を取得し、地元で人のためになる仕事がしたいと考え、住み慣れた福岡市で消防吏員になることを志願しました。
消防学校の初任教育期間を経て配置された部署は、希望する救急隊であったため、やる気に満ちていました。
保安係では、火薬類・高圧ガス・液化石油ガスの規制事務を行っています。事業所からの事前相談や各種届出の受付、審査及び現地の立入検査などを行っています。
火薬類や高圧ガスなどは、取扱いを誤ったり、不正に使用されたりすると、重大な事故や社会不安を引き起こす恐れがあるため、日頃から関係機関と連携し、定期的に立入検査に入るなど、安全性の確認を行うことが、公共の安全を確保することに繋がると考え、日々従事しています。
職員間の年齢も近く、話しやすい職場です。法令に基づく解釈等が必要なため、係全員で共通認識の統一を図っており、困った時にはいつでも相談できる環境だと思います。
私の在籍する保安係は、「火薬類取締法」・「高圧ガス保安法」・「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」という異なる3つの法律を取り扱うため、それぞれの法律を覚えることが大変です。また、その解釈も難しいため、現在も詳しい人に聞くなどして、日々理解を深めています。
係内の情報共有を意識しています。まだ保安業務に従事して日は浅いですが、窓口や電話対応等に対し、相手の意見を汲み取り、真摯に接するよう心掛けています。
まだ携わったことのない業務にも興味はありますが、職員となるきっかけとなった救急業務に、今後も携わりたいという思いがあります。
夫婦共働きのため、家族が揃う休日は皆で意見を出し合い、公園や温泉・日帰り旅行に行くなど、家族みんなが楽しめる日にしています。
男性の職場!と思われがちですが、その中で活躍する女性も多くいます。働き方についての環境整備も充実していますので、性別を問わず、長所を伸ばしながら、福岡市民の安全・安心のために貢献できる職場で、ぜひ一緒に頑張りましょう!