動物園等で動物の飼育管理、保護・繁殖、調査研究、環境教育の企画・普及啓発等の業務に従事します。
動物たちの健康で快適な生活を模索する日々
動物園の飼育員になりたく、大学生のときに動物園でいくつか実習を行った中で、ツシマヤマネコの飼育体験を経験しました。福岡市動物園が特に力を入れているツシマヤマネコの繁殖業務に携わりたいと思ったことがきっかけです。
ツシマヤマネコの繁殖業務に、行動記録から発情兆候の確認や、雌雄の相性やペアリングのタイミングを図る難しさなど、希少動物の繁殖を間近で学ぶことができ大変勉強になりました。
動物園として、動物の飼育管理や、動物福祉に配慮した栄養管理、環境整備、環境プログラムの企画、普及啓発等を行っています。
私は、動物の飼育管理や獣舎の環境整備、園内ガイドなどを担当しています。
考えて工夫したことに動物が反応してくれたときや、動物のためにできることが増えた時は達成感を感じます。生き物を扱うため、誕生もあれば死もあり、命と向き合う場面も多いです。同時に日々変化を感じることもでき、興味深いです。動物が健康に、快適に過ごせるよう模索することが楽しいです。
20~50代の、幅広い年代で構成されています。グループでの業務がほとんどで、メンバー同士で協力することはもちろん、他グループとも協力しあって業務を行っています。毎朝、朝礼後にはその日の動きやフォローについてなど話し合ってから現場作業に入っています。
ツシマヤマネコのペアリング時の、雌雄の相性を見たり繁殖期特有の行動を実際に見て興味深かったです。
出産時は立ち合うことはできませんでしたが、子育てをするツシマヤマネコの姿に感動し、仔が無事に成長しきったときには感動しました。
大事故に繋がらないよう、施錠の確認、安全確認などは特に注意しています。また、円滑に業務ができるよう、挨拶、返事、お礼、お詫びなど丁寧なコミュニケーションを心掛けています。
希少動物の飼育業務に携わりたいです。特に繁殖等に携わり、自身の飼育技術の向上に繋げたいです。
実現するにはたくさん勉強しなければいけませんが、いつか繁殖業務から得た知見を調査研究としてまとめ、研究会などで発表してみたいです。
地域の吹奏楽団に所属しており、楽器を演奏しています。また、緑の多い場所でジョギングをし、気分転換をしています。
動物園での仕事は、動物の飼育作業だけではなく、事務作業、教育普及、調査研究などなど動物にまつわる様々な仕事があり、たくさんの経験を積むことができます。日々発見があり、楽しいです。そんな刺激いっぱいの動物園でぜひ一緒に働きましょう!