市立学校などにおいて、学校の予算管理や物品の購入、施設の維持管理、児童・生徒の就学援助、学校徴収金の管理など、学校事務全般に関する業務に従事します。
多様な役割が求められる面白い仕事
児童生徒を育成する学校現場で、子どもたちの未来のために働きたいと考え、自治体の中でも活気のある福岡市を志願しました。また、配属先が原則市内に限られることも魅力のひとつでした。
学校事務の業務内容が、想像していたよりも多岐にわたっていることに驚きました。加えて、多様な職種の教職員や地域住民の方などが運営に関わっており、学校が多くの人の働きの上で成り立っているのだと感じました。
学校の予算管理や物品調達、生徒の学籍管理や就学援助、教職員の給与や福利厚生事務などのほか、公立夜間中学に関する広報や、修学旅行や学校行事などの各種企画の立案も行っています。
教育職が大半を占める学校において、行政知識を有した数少ない行政職として総務・財務等の面から学校の課題解決に寄与し、その結果を直に見ることができる部分にやりがいを感じます。
福岡きぼう中学校は、九州唯一の公立夜間中学として令和4年度に新規開校したため、教職員同士が協力し合いながら色々なものを一から作り上げています。また、現在の職場では、事務室がなく全教職員が職員室で仕事をしていますが、座席をフリーアドレス(※)としていることもあり、教職員同士のコミュニケーションが活発です。
※自分の席が決まっておらず、空いている席を自由に使って仕事をする職場レイアウトのこと
他の部署や外部の方と連絡調整する場面において、電話やメールだけでやり取りするよりも、ビデオチャットや直接会って話したほうが細かいニュアンスなどが伝わりやすく、上手くいくケースが多いことを発見しました。これからも人との繋がりを大切に仕事をしていきたいです。
業務の様々なシーンでコストパフォーマンスと全体最適を意識するよう努めています。また、公務員として入庁したときの初心を忘れないよう心掛けています。
新しいことが好きなので、新設校の立ち上げに開校前の準備段階から関わってみたいです。これから異動先で様々な経験をして、今後の業務に活かすことができればと考えています。
休みの日は、九州内外の様々な名所へドライブに行くなどして過ごしています。福岡市は高速道路や公共交通機関が充実しており、近隣都市へのアクセスが容易であるほか、空港がとても便利な場所にあるため、気軽に遠出をすることができます。
校務の複雑化や法令改正等による社会情勢の変化に伴って、近年の学校事務には多様な役割が求められており、やる気と工夫次第で色々な経験ができる面白い仕事だと思います。「福岡市の教育に貢献したい!」という意欲を持った皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。