公共事業を取り巻く環境が変化する中で、新たな取組みや諸問題に迅速に対応するため、全庁的な整合が必要な技術に関する方針や基準の作成など、技術分野の統括及び調整を行い、より効率的・効果的な公共事業の実現を目指し、組織された技術監理部において、技術企画課は総合評価落札方式の運用や公共工事における地場中小企業支援措置、技術職員の人材育成などを行っています。
<技術職員の人材育成>
計画的な研修の企画・実施や各所属が実施する取組みの調整・進行管理を行い、現場で発生する様々な問題に柔軟に対応できる職員の育成とそれを可能とする組織づくりの好循環により、技術職員の人材育成を促進しています。
<統合型地理情報システム(GIS)の保守管理>
庁内ネットワーク環境下において、デジタル化した地図データ上に、複数部署の業務情報を重ね合わせ、表示・編集・検索することが可能な統合型地理情報システムの適切な運用・保守管理を行っています。
<総合評価落札方式の運用>
公共工事の品質確保と企業の技術力向上を図るため、価格に加えて品質(技術提案や企業の実績等)を含めた総合的な評価により落札者を決定する入札方式である「総合評価落札方式」の適切な運用を行っています。
<公共工事における地場中小企業支援措置>
地域経済の安定と経済社会の発展に寄与し、地域の守り手となる地場建設企業の経営の安定化と担い手の確保・育成に向けて、労働環境の改善や生産性向上に資する取組みを推進しています。
<公共事業の再評価・事後評価>
公共事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため、公共事業の再評価及び事後評価を実施しています。