お祭り・バザー等での食品提供について
バザーや学園祭などで飲食物を提供する場合、万が一にも食中毒が起こってしまうと、せっかくの楽しい催し物が台無しになってしまいます。
そこで、衛生的に食品を取り扱っていただくために、保健所各衛生課 では、提供するメニューや調理方法などの相談を受け付けています。
ご相談にあたっては、事前に「バザー開設届」に取扱食品や調理方法をご記入いただき、催し物を行う区の衛生課へご提出をお願いします。
ただし、イベントやお祭りによっては、食品衛生法の営業許可(臨時営業)が必要になる場合がありますので、開催日の2週間くらい前までにご相談ください。
● 「バザー開設届」等の様式は、こちらのページからダウンロードしてください。
<参考チラシ>
食のイベントをするには営業許可が必要です! (990kbyte)
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【本編】君も『バザーの達人』になって食中毒を予防せよ!!(YouTubeページへ)(新ウィンドウで表示)
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【30秒版】熱血指導!!『君もバザーの達人だ!』(YouTubeページへ)(新ウィンドウで表示)
お祭り、バザー等を実施する時のポイント
1.取扱食品について
- 前日調理はせず、「食べる直前に加熱する食品」にしましょう。
- 設備の整った衛生的な場所で下ごしらえを行い、屋外での作業は焼く・蒸すなどの簡易な調理にとどめましょう。
- 焼きそば:事前に肉や野菜をカットしておき、食材別に冷蔵保管。テント内では加熱と盛りつけのみを行う。
- 焼鳥:串刺し済みの肉を冷蔵保管。中心部まで十分に加熱して提供する。
- カレーライス:事前に肉や野菜をカットしておき、食材別に冷蔵保管。テント内ではご飯の炊飯と煮込みと盛りつけのみを行う。
- 食べる直前に加熱しない食品(サラダ、刺身、おにぎりなど)は、提供しないようにしましょう。
- 加熱できない食品(かき氷など)を提供する際には、手洗いや温度管理など取り扱いに十分気を付けましょう。
- 食中毒を起こしやすいメニューはありませんか?
- おにぎりやいなりずし:直接手で触れるものは黄色ブドウ球菌による毒素型食中毒のリスクが高い(加熱しても防げません)。
- ワッフルやクレープ:生クリームや生の果物を使った食品は屋外での温度管理が難しく、食中毒菌が増えやすい。
2.施設及び設備について
- 屋外で提供する場合は、ほこりや異物の混入を防止する工夫をしましょう。
- テントの設置場所を壁際にしたり、周囲をシートで囲む。
- 調理台はこまめに整理し、不要な物を放置しないようにする。
- 食材にラップをかける。
- 手洗いがすぐにできるように、水を用意するか、水道の近くで調理を行いましょう。
- アルコールなどの消毒液を用意しましょう。必要に応じて使い捨て手袋の使用も有効です。
3.調理・販売をする人
- 身だしなみを整えましょう
- エプロン、三角巾を着用しましょう。
- 爪は短く切り、指輪ははずしましょう。
- 調理前やトイレ後には、手洗い・消毒をしっかり行いましょう。
- 体調は万全ですか?手指にケガをしている人、下痢気味の人、熱のある人などは調理しないようにしましょう。
4.食品を取り扱う上での注意点
- 手洗いの励行:調理前やトイレ後は、手洗い・消毒をしましょう。
- 食材の温度管理:冷蔵庫やクーラーボックスを活用しましょう。
- 器具類の消毒:下ごしらえ・調理に使う器具は十分に洗浄し、消毒しましょう。
- 加熱:加熱調理は十分に行いましょう。特に、カレーやシチュー等はかき混ぜながら中心部まで加熱しましょう。
- 持ち帰りをさせない:販売後の温度管理は責任が持てません。会場で食べてもらうように声をかけましょう。