ノロウイルス感染防止対策（汚物処理編）

　おう吐物，排泄物（おむつを含む）を処理する際は，その汚物自体が感染性のものであるという前提で処理を行いましょう。
　汚物を処理した人がノロウイルスに感染しないよう事前に準備をしっかり行いましょう。

１．汚物（おう吐物，排泄物）の処理を行う前の注意事項

２．汚物（おう吐物，排泄物）の正しい処理手順

　

（１）使い捨てのペーパータオルなどで汚物の外側から内側に向けて静かに拭き取る

　

（２）使用したペーパータオル等はすぐにビニール袋にいれ，さらに０．１％次亜塩素酸ナトリウム※をペーパータオルに染みこむ程度に入れる

　

（３）ビニール袋はしっかり口を締め廃棄する

　

（４）汚物が付着していた床及びその周囲は０．１％次亜塩素酸ナトリウム※を染みこませたペーパータオルで覆うか，浸すように拭く

　

（５）手袋は使用したペーパータオル等と同じようにビニール袋に入れ処分する。処理後はしっかり手洗いを行い,汚染場所の換気を十分に行う

※０．１％次亜塩素酸ナトリウム溶液の調整方法

　台所用漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム濃度６％製品の場合）原液６０ミリリットルを３リットルの水で希釈して調整します