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更新日: 2024年4月15日

2024年度 健診ガイド

福岡市が実施している「よかドック」や「各種がん検診」等のご案内として「健診ガイド(2024年度保存版)」を市政だより4月1日号と同時に市内全世帯に配布いたします。


健診ガイド2024年度版の表紙画像




各種がん検診



「厚生労働省がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」に基づく検診です。




生活習慣病予防のための健診

糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病を早期発見するための健診です。




その他の健診等





がん検診の共通事項


必ずお読みください

  • 受診の際は、年齢及び住所が確認できる書類(保険証や運転免許証)をご持参ください。
  • 今年度内に対象年齢になる人は誕生日前でも受診できます
  • 市県民税非課税世帯の人、生活保護受給世帯の人は、福岡市の実施するがん検診は無料となります。(要証明書)
  • 検診の結果により、精密検査が必要となった場合の検査料、治療費等は保険診療扱いとなり、別途料金が必要となります。
  • 自覚症状がある人は検診の対象となりません。速やかに医療機関を受診されることをお勧めします。
  • 治療中や経過観察中の人は、主治医にご相談ください。
  • がん検診でがんを早期に発見し、治療することにより、がんによる死亡のリスクを減らすことができます。早期に発見できれば、身体への負担の少ない治療が可能です
  • がん検診の技術は日々進歩していますが、100%がんが見つかるわけではありません。また、がんがないにもかかわらず、がんがあるかもしれないと診断されることもあります。検診後に気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 検査を受けることで、まれに偶発症(医療行為に伴って予期せず起こる合併症)が起きることがあります。リスクを減らすため、体調不良の際には受診を控えましょう。また、問診には正確に答えましょう。


胃がん検診

下記(1)か(2)のいずれか。


  • (注)胃切除術後の人は、検査内容によっては正確に診断できない場合があります。事前に主治医や検診実施機関にご相談ください。
  • (注)妊娠中の人(可能性がある人)はバリウムによる胃透視はできません。
  • (注)70歳以上の人にはバリウムの誤えんや透視台からの転倒・転落のリスクを考慮し、内視鏡検査をおすすめします。
  • (注)40歳代の偶数年齢でバリウムによる胃透視を医学的な理由で将来にわたって受診できない方は、胃内視鏡検査を受診できる場合があります。詳しくはお問い合わせください。

(1)内視鏡検査(胃カメラ)

2年度に1回


●対象年齢

令和6年4月1日~令和7年3月31日の間に偶数年齢になる50歳以上の人(50、52、54歳 以降同様)


受診場所・料金

内視鏡検査(胃カメラ)の受診場所別料金の一覧
受診場所 50歳~68歳の
偶数年齢
満70歳以上の
偶数年齢
実施医療機関1,800円無料
健康づくりサポートセンター1,800円無料
市の施設等実施なし実施なし


(2)バリウムによる胃透視

1年度に1回



●対象年齢・受診場所・料金

バリウムによる胃透視の受診場所別料金の一覧
受診場所 40歳~69歳 満70歳以上
実施医療機関1,800円無料
健康づくりサポートセンター600円実施なし
市の施設等600円実施なし

中央区のみ 対象年齢70歳以上 市の施設等も受診可(無料)





大腸がん検診

1年度に1回


2日間採便による便潜血検査


●対象年齢

40歳以上


受診場所・料金

2日間採便による便潜血検査の受診場所別料金の一覧
受診場所 40歳~69歳 満70歳以上
実施医療機関500円無料
健康づくりサポートセンター500円無料
市の施設等500円無料

(注)痔出血や生理中は、便の採取を避けてください。




肺がん検診(結核・肺がん検診)

1年度に1回


胸部X線検査



●対象年齢・受診場所・料金

胸部X線検査の受診場所別料金の一覧
受診場所 40歳~64歳 65歳以上
実施医療機関実施なし実施なし
健康づくりサポートセンター500円無料
市の施設等500円無料

  • (注)65歳以上の人は、法律で年1回の胸部X線撮影が定められています。結核の発病が多く見られる80歳以上の人は、特に受診をお勧めします。
  • (注)「肺がん検診」及び「結核・肺がん検診」は、喀痰(かくたん)細胞診検査のみの受診はできません。
  • (注)立位が自力で保持できない方は受診できないことがあります。

50歳以上のハイリスク者※は喀痰細胞診検査(プラス700円)があります。
※喫煙指数(タバコ1日本数×喫煙年数)が600以上の人のこと





子宮頸がん検診(女性のみ)

2年度に1回


子宮頸部粘膜の細胞診


●対象年齢

20歳以上


受診場所・料金

子宮頸部粘膜の細胞診の受診場所別料金の一覧
受診場所 20歳~69歳 満70歳以上
実施医療機関1,200円無料
健康づくりサポートセンター400円無料
市の施設等400円無料

(注)生理中は正確な結果が出ないことがありますのでお勧めしません。


平成15年4月2日~平成16年4月1日生まれの人は令和6年度の検診費用が無料です。





乳がん検診(女性のみ)

2年度に1回


マンモグラフィ


●対象年齢・受診場所・料金

マンモグラフィの受診場所別料金の一覧
受診場所 40歳代(2方向) 50歳~69歳(1方向) 満70歳以上(1方向)
実施医療機関1,500円1,200円無料
健康づくりサポートセンター1,300円1,000円無料
市の施設等1,300円1,000円無料

(注)妊娠中の人(可能性がある人)、授乳中の人、豊胸術後の人、ペースメーカーを挿入されている人などは受けることができません。主治医にご相談ください。


昭和58年4月2日~昭和59年4月1日生まれの人は令和6年度の検診費用が無料です。





生活習慣病予防のための健診

糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病を早期発見するための健診です。





よかドック 福岡市国民健康保険の特定健診


●対象年齢

40歳から74歳


  • 福岡市国民健康保険に加入している人が対象です。
  • 生活習慣病などで治療中の人も受診できます。

  • ※4月1日~翌年3月31日中に1回受診できます。
  • ※令和6年度中に40歳になる人は、誕生日前でも受診できます。
  • ※令和6年度中に75歳になる人は、誕生日前日まで受診できます。


●内容


身長・体重・腹囲・血圧測定・心電図検査・尿検査・血液検査


脂質(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、肝機能(AST、ALT、γ-GT)、血糖、HbA1c、尿酸、クレアチニン、貧血(赤血球・血色色素・ヘマトクリット値)・問診等
※胸部X線検査は含まれません。



●持って行くもの


保険証+受診券の両方


  • 受診券は、令和6年2月7日現在で受診資格がある人に3月下旬に発送しています。それ以降資格取得された人には、国保加入手続を行った月の翌月下旬に送付予定です。受診券は、世帯分をまとめて世帯主宛てに送付しています。
  • 受診の際は、保険証と受診券を必ず持参してください
  • 8月以降は、新しい保険証をお持ちください。新しい保険証(柿色)は、7月中にお送りします。


●受診券に関するお問い合わせ先〈再発行もこちらへ〉

  • 電話 0120-985-902 (月~金 9時00分~17時00分)
  • FAX 0120-931-869


●受診場所と料金(通常は1万円程度の健診です)

福岡市国民健康保険の特定健診の受診場所別料金の一覧
受診場所 料金
実施医療機関500円
健康づくりサポートセンター500円
市の施設等500円

ただし、次の方は無料となります

  • ●令和6年度中に40歳になる人 昭和59年4月1日~昭和60年3月31日生
  • ●令和6年度中に50歳になる人 昭和49年4月1日~昭和50年3月31日生
  • ●満70歳から74歳の人
  • ●市県民税非課税世帯の人(要証明書)
  • ・介護保険料(納入通知書兼)特別徴収通知書の写し〈所得段階区分・・・第1、第2、第3〉
  • ・介護保険(特定)負担限度額認定証の写し
  • ・健康診査用非課税証明書(各区納税課で無料で取得できます)
  • ※コンビニ交付の証明書は使用できません。


受診の流れ

  • STEP1 お手元に受診券と保険証を準備 予約
  • STEP2 受診券と保険証を持って、受診
  • STEP3 健診後約2~4週間後に、受診した場所で結果の受け取り
  • STEP4 結果に応じた特定保健指導※や無料健康アドバイス

※健診の結果、生活習慣病の発症のリスクが高い方へ専門スタッフによる生活改善サポートを行います。



●ご自分で「人間ドック」を受診された人へ

福岡市国保に加入しており人間ドックを自己負担で受診したことから、よかドックを受診されない人は、人間ドックの結果データの提供にご協力ください。ご提供いただいた人には500円のクオカードをプレゼントします。

※職場の健診は対象外です。
詳細は、福岡市役所保険医療課(電話番号 092-711-4269 )へお問い合わせください。



その他の生活習慣病予防健診


よかドック30 (サーティ)


●対象年齢

30歳から39歳

  • 昭和60年4月1日~平成7年3月31日生まれの人
  • 職場等でよかドック30と同等の健康診査を受ける機会がない福岡市民が対象

●受診場所と料金

よかドック30 サーティの受診場所別料金の一覧
受診場所 料金
実施医療機関500円
健康づくりサポートセンター500円
市の施設等実施なし

ただし、次の方は無料となります。(要証明書)

  • 市県民税非課税世帯の人
  • 生活保護を受給している人

●内容

よかドックから心電図を除いた項目




特定健診


●対象年齢

40歳から74歳


●詳細

  • 協会けんぽ(全国健康保険協会福岡支部)に加入している人は、 電話番号092-283-7621 にお問い合わせください。
  • ●その他の医療保険(共済・組合健康保険など)に加入している人は、健康保険証に記載されている医療保険者へお問い合わせください。



後期高齢者健康診査



●対象年齢

満75歳以上
65歳以上で福岡県後期高齢者医療の被保険者証を持っている人を含む


●料金

500円(免除制度はありません)


●詳細

  • ●生活習慣病などで治療中の人も受診できます。
  • ●受診場所等の詳細は、福岡県後期高齢者医療広域連合 (電話番号 092-651-3111 )にお問い合わせください。

※「生活保護を受給している人」「中国残留邦人等で支援給付を受給している人」などのうち満40歳以上で医療保険未加入の人はよかドックと同等の「生活習慣病予防健診」を無料で受診できます(要証明書)。ただし、生活習慣病などで治療中の人は対象外です。健診及び証明書については各区保護課へお問い合わせください。







その他の健診等


骨粗しょう症検査

1年度に1回


●対象年齢

40歳以上


●受診場所と料金

骨粗しょう症検査の受診場所別料金の一覧
受診場所 40歳~69歳 満70歳以上
実施医療機関実施なし実施なし
健康づくりサポートセンター500円無料
市の施設等500円無料

ただし、次の方は無料となります。(要証明書)

  • 市県民税非課税世帯の人
  • 生活保護を受給している人


●内容

前腕部にX線を当てて骨量を測定
※妊娠中の人(可能性のある人)、骨粗しょう症で現在治療中または経過観察中の人は受診できません。主治医にご相談ください。



前立腺がん検診

※10月・2月のみ実施(男性のみ)


●対象年齢

55歳以上

1年度に1回


●受診場所と料金

前立腺がん検診の受診場所別料金の一覧
受診場所 55歳~69歳 満70歳以上
実施医療機関1,000円無料
健康づくりサポートセンター実施なし実施なし
市の施設等実施なし実施なし

ただし、次の方は無料となります。(要証明書)

  • 市県民税非課税世帯の人
  • 生活保護を受給している人

●内容

PSA血液検査
10月・2月のみ実施します

実施医療機関へ直接ご予約ください。





歯科節目健診


●対象年齢

25・30・35・40・50・60・70歳

対象年齢になる年度に1回



●受診場所

実施医療機関は福岡市や福岡市歯科医師会のホームページに掲載しています。実施医療機関へ直接ご予約ください。



●料金

500円

ただし、次の方は無料となります(要証明書)

  • 令和6年度中に70歳になる人 昭和29年4月1日~昭和30年3月31日生
  • 市県民税非課税世帯の人
  • 生活保護を受給している人


●内容

口腔内診査、歯科保健指導




妊婦・産婦歯科健診(女性のみ)


●対象者

  • 妊婦 妊娠中に1回 
  • 産婦 産後1年以内に1回


●受診場所

実施医療機関は福岡市や福岡市歯科医師会のホームページに掲載しています。実施医療機関へ直接ご予約ください。



●料金

無料



●内容

口腔内診査、歯科保健指導




胃がんリスク検査(ピロリ菌検査等)


●対象年齢

  • 35歳 平成元年4月1日~平成2年3月31日生
  • 40歳 昭和59年4月1日~昭和60年3月31日生

対象年齢になる年度に1回
※過去に一度もピロリ菌検査を受けたことがない人が対象です。



●受診場所と料金

胃がんリスク検査(ピロリ菌検査等)の受診場所別料金の一覧
受診場所 料金
実施医療機関1,000円
健康づくりサポートセンター1,000円
市の施設等1,000円

ただし、次の方は無料となります。(要証明書)

  • 市県民税非課税世帯の人
  • 生活保護を受給している人

●内容

血液検査(ピロリ菌抗体検査及びペプシノゲン法)
※胃がんリスク検査は、将来胃がんになるリスクを判定するための検査で、胃がんを発見する検査ではありません。




B型・C型肝炎ウイルス検査


●対象年齢

満20歳以上(過去未受診者)



●実施場所

保健福祉センターまたは実施医療機関

  • 集団健診予約センターでは予約できません。
  • 保健福祉センターでの検査実施日は市ホームページに掲載しています。予約は不要です。
  • 実施医療機関は市ホームページに掲載しています。直接ご予約ください。


●料金

無料



●内容

血液検査



過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない人は、検査を受けましょう!
検査で陽性と判定された人には下記の助成制度があります。


  • 初回精密検査費用・定期検査費用の助成
    検査で陽性と判定された人には、所得に応じて、その後の検査費用の助成制度があります。
  • 医療費の助成
    B型・C型ウイルス性肝炎で治療を行うための、初(再)診料・検査料・入院料・薬剤料等について、医療費の助成制度があります。
    ※詳細は、各区保健福祉センター健康課へお問い合わせください。



風しん抗体検査・予防接種について(男性のみ)


●対象者

男性
昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生



●実施場所

実施医療機関は厚生労働省ホームページ(「厚生労働省 風しん」で検索)に掲載されています。



●料金

無料
※クーポン券が必要です。お手元にない方は各区健康課へお問い合わせください。



●内容

血液検査


福岡市から送付されるクーポン券を使って、抗体検査を受けましょう!
検査の結果、抗体価が十分でない方は予防接種を受けましょう。


検査は、お近くの医療機関や健康診断等で受けることができます。

  • 市の施設等で実施するよかドックと併せて受検できます。詳しくは総合窓口( 0120-985-902 )にお問い合わせください。
  • お勤め先の受検の可否は、お勤め先にお尋ねください。
  • 過去に受検された場合は対象外です。



お問い合わせ先


  • 集団健診の予約に関する問い合わせ
  • よかドックの受診券に関する問い合わせ
  • よかドックについての問い合わせ
  • よかドックが受診できる医療機関のご案内

名称 電話番号 FAX番号 受付時間
集団健診・よかドック 総合窓口0120-985-9020120-931-8699時00分~17時00分(月~金)

自動音声応答システムで担当へおつなぎします。
音声ガイダンスに沿って、ご希望の手続きの番号を押してください。



各区健診受診場所・予約については、下記区別保健福祉センターでご確認ください。
健診制度に関する問い合わせ
※予約はできません。


各区保健福祉センターの一覧表
各区保健所(健康課) 電話番号 FAX番号 住所 区別健診ガイド
東区保健福祉センター092-645-1078092-651-3844福岡市東区箱崎2丁目54-27東区版 (1,785kbyte)pdf 
博多区保健福祉センター092-419-1091092-441-0057福岡市博多区博多駅前2丁目8-1博多区版 (1,829kbyte)pdf 
中央区保健福祉センター092-761-7340092-734-1690福岡市中央区舞鶴2丁目5-1あいれふ6階中央区版 (1,815kbyte)pdf 
南区保健福祉センター092-559-5116092-541-9914福岡市南区塩原3丁目25-3南区版  (1,797kbyte)pdf
城南区保健福祉センター092-831-4261092-822-5844福岡市城南区鳥飼5丁目2-25城南区版 (1,802kbyte)pdf 
早良区保健福祉センター092-851-6012092-822-5733福岡市早良区百道1丁目18-18早良区版 (1,831kbyte)pdf 
西区保健福祉センター092-895-7073092-891-9894福岡市西区内浜1丁目4-7西区版 (1,813kbyte)pdf 



各区健診ガイド

「健診ガイド」は各区ごとに作成しております。 下記PDFをご覧ください。


  • ※ お住まいの区以外でも受診できます。

  • ※健診ガイドに掲載している実施医療機関は、2024年1月31日現在の登録一覧です。
     年度途中で変更になる場合があります。
     健診(検診)受診の際は、予約先へ「福岡市の健診(検診)を受診したい」とお伝えください。

  • ※健診(検診)の種類、内容、各区保健福祉センターの健診日、実施医療機関については「けんしんナビ」でも検索できます。

 なお、最新の医療機関については、福岡市医師会ホームページで確認できます。


生活習慣病予防のため、がんの早期発見・早期治療のため年に一度は健康チェック