福岡市では,福岡100プロジェクトの一環として,「食」をテーマにしたプロジェクト「#がめ煮つくろう」を進めています。
がめ煮作りを通して,「食による健康づくり」の大切さを伝えるとともに,家庭や地域における「食」への関心を高めることを目的として,「#がめ煮つくろう」レシピコンテストを実施しました。入賞レシピはこちらからご覧いただけます。
#がめ煮つくろう「クックパッドキッチン(キッチン名:福岡#がめ煮つくろう)」 「インスタグラム(@gamenitsukurou)」 も、ぜひご覧ください!
「創作がめ煮」レシピ
「がめ煮」という名の由来にはいくつかの説があります。とり肉や野菜などいろいろな材料を使うので,博多の方言で「よせ集める」という意味の「がめくりこむ」から名前がついたという説もそのひとつです。
このコンテストでは,自由な発想・豊かな想像力でいろいろな食材をがめくりこんだオリジナル料理「創作がめ煮」のレシピを募集しました。
応募総数は,1,417作品。
どの作品も,自由な発想・豊かな想像力で創造された力作揃いで,味の美味しさ,見た目の美味しさはもちろんのこと,日常ですぐに応用できる手軽さも魅力でした。また「健康」や「家族への思いやり」,「環境への優しさ」など,それぞれのレシピに込められた温かな想いが伝わってきました。
事務局による書類審査,試作・試食審査を経て選考されたのは6作品。
令和2年2月1日(土曜日),FUKUOKA GROWTH NEXTで開催した「福岡100食サミット」において,入賞6作品の表彰式を行いました。
表彰後,受賞者一人ひとりが作品に込めた思いやエピソードを語ってくれました。
受賞者のみなさま,おめでとうございます!
【受賞者のコメント】
学校でがめ煮を作ったので,それをアレンジしてイタリアン風にしたら美味しいのではないかと思い,トマトを加え洋風の味付けにしました。
家族に「美味しい」と言って食べてもらえるように,家族に合ったがめ煮(たけのこは入れずに,鶏肉を牛肉に変えて)にしました。
【受賞者のコメント】
食べやすさを考えて,スパゲッティをめんつゆと合わせてあっさりと仕上げました。
ペンネなど,他のパスタに変えたり,丼物にもアレンジ出来ます。
【受賞者のコメント】
がめ煮は一品で主菜にも副菜にもなる料理なので,野菜もたっぷりとれる栄養満点のメニューにしようと,母の作る肉みそうどんにヒントを得て作ったレシピです。
作り置きすると野菜に味がよくなじみ,一味違う美味しさになります。
ゆでたじゃがいも,キャベツ,湯豆腐などと一緒に食べても美味しいです。
【受賞者のコメント】
がめ煮に入っている里芋をポテトサラダ風にすることで,幅広い世代にも食べやすいように工夫しました。
地元の食材であるかつお菜で巻いて,見た目や食べやすさにもこだわりました。
【受賞者のコメント】
祖父の家がある鹿児島の特産品さつまいもを入れました。鹿児島へ旅行した気分になれるがめ煮です。
各地の特産品を入れ,アレンジすることで誰でも自分のがめ煮を作ることが出来ます。
次は,秋田のお米を使ったがめ煮にもチャレンジしたいです。
【受賞者のコメント】
我が家の冷蔵庫に梅干しがあったので,それを使って,さっぱりとした味のがめ煮を作りました。
昔から,梅干しを1日1個食べると医者いらずと言われています。健康を意識し,昔ながらの食の工夫を取り入れ,この名前をつけました。
入賞レシピは「#がめ煮つくろうレシピコンテスト 入賞レシピBOOK (8,407kbyte)」からご覧いただけます。
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