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更新日: 2018年1月18日

整骨院・接骨院,はりきゅう,マッサージ治療院のかかり方

接骨院・整骨院や鍼灸マッサージ治療院での施術に国保が使えるのは、一定の要件を満たす場合に限られています。
正しいかかり方を理解して施術を受けましょう。


整骨院や接骨院の場合

整骨院や接骨院での施術(柔道整復術)は国保の対象となる場合と対象外の場合があります。


国保の対象となる負傷

  • 打撲
  • ねんざ
  • 挫傷(肉離れ等)
  • 骨折・脱臼 

※緊急時以外は医師の同意が必要です。小児の肘関節脱臼は医師の同意は不要です。


次のような場合は国保が使えません

  • 日常生活による疲れや肩こり
  • スポーツなどによる肉体疲労
  • 脳疾患後遺症などの慢性病
  • 神経痛(リウマチ、慢性関節炎など)
  • 加齢による腰痛や五十肩の痛み

※全額自己負担となります。


はりきゅう、マッサージの場合

医師が必要であると認めた場合に国保の対象となります。医師の同意書が必要です。マッサージの際の往療についても、医師の同意が必要です。具体的には次のような病気や症状が対象となります。


はりきゅうの対象疾病

  • 神経痛 リウマチ 腰痛症
  • 五十肩 頸腕症候群 
  • 頸椎捻挫後遺症

マッサージの対象症状

  • 関節拘縮
  • 筋麻痺

※ 単に疲労回復や慰安を目的としたものや疾病予防で行うものは国保の対象外です。

◆ 療養費支給申請書には必ず世帯主が署名・押印してください。

※整骨院・接骨院の場合は、自署の場合は押印不要です。
療養費支給申請書には、傷病名、日数、金額等が記載されていますので、間違いないかを確認し、必ず世帯主が署名・押印してください。 また、領収書をもらい、金額の間違いがないか確認しましょう。