東京生まれ東京育ちのパパイヤ鈴木さんが語る「福岡の魅力」とは!?

去る1月31日、福岡市の他、福岡県内24の個性豊かな市町村が参加する「ふくおか移住・定住フェア」が東京・渋谷のヒカリエで開催されました。

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当日は日曜日だったこともあり、友人同士で来た若い女性やベビーカーを押す家族連れなど老若男女がひっきりなしに来場。会場内には自治体をはじめ、福岡銀行、福岡移住計画、福岡R不動産といった企業・団体のブースが設置され、移住に関する相談ができるようになっていました。

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では、実際にはどのような相談が多かったのでしょうか?

終始相談者が絶えなかった福岡市のブースで相談を受けていた福岡市企業誘致課の山下龍二郎係長にお話を伺いました。

「子育て環境と仕事にまつわる相談が多かったです。特に仕事に関しては、転職先があるかどうかの相談に加え、ご自身でビジネスを始めてみたいという人もいらっしゃいました。ちょうど福岡市ブースの目の前には、いま市で取り組んでいるU・Iターン支援プロジェクト『福岡クリエイティブキャンプ』のパートナーであるマイナビさんもブースを出していたので、相談者の方にはスムーズに移住後の具体的な就業スタイルをご案内することができました」

ちなみに当日はおよそ80組もの来場者がブースを訪れたのだとか。山下さんによると、「“いずれ東京を離れて暮らしたい”と漠然と移住を考えている人にとって、福岡市は理想的な候補にあがっている印象」があったそうです。

■パパイヤ鈴木さんを魅了する福岡のあれこれ

今回開催された同フェアの目玉は、特設ステージで行われたトークショー。ゲストとして登壇したのはタレントや俳優、振付師として活躍されているパパイヤ鈴木さんです。実はパパイヤさん、現在は沖縄と福岡に拠点を置いているのだとか。そんなパパイヤさんが「住んで分かった!福岡のいいところ」をテーマにトークを繰り広げました。

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パパイヤさんが東京から移住したのは、5年ほど前に奥さまと終の棲家を探そうという話をしたのがきっかけ。その後、沖縄に移住しました。直後に、福岡でのレギュラーのお仕事が決まり、それからは沖縄、福岡、そして東京を行き来する生活がスタートしたといいます。当初、福岡ではホテル暮らしだったパパイヤさんですが、福岡の家賃の安さから「ホテルに泊まるなら家を持ってしまった方が安いし楽」という理由で、福岡にも“拠点”を構えることに。

「家族は沖縄の田舎に住んでいるんですが、妻や子供もちょくちょく福岡に来るんです。妻もはじめて福岡に来た時には『(福岡が)こんなに都会だと思ってもいなかった!』とビックリ。東京にあるものが大概揃っているから、僕も生活に困ることはほとんどないですね。それに福岡は街から街がとっても近い!博多、中洲、大名と、東京の新宿や六本木のような繁華街がありますが、どこもタクシーで5分くらいで着いてしまう。それに空港も近いでしょう。東京で考えると、新宿に空港があるような感覚ですよ」(パパイヤさん)

また、パパイヤさんを魅了するのが、“まいうー”な福岡の食。食についてもこんなコメントが。

「特においしいのが魚とうどん。中でもうどんは豊前裏打会という人たちの作るものが絶品です。他にも焼鳥やゴマ鯖と挙げればキリがありませんが……本当に食は安くておいしいので、福岡の最大の魅力のひとつと思いますよ。あっ、でも食べ過ぎて太っちゃうのだけが問題です(笑)」

パパイヤさんは、元々は東京生まれ東京育ちの都会っ子。そんなパパイヤさんにとって、もうひとつ意外だったのが福岡の祭りの存在です。

「ご存知の方も多いと思うのですが、福岡には山笠という大きな祭りがあります。これが本当にスゴい!祭りの日は街中が大盛り上がりで、地元の人はこの祭りにとんでもない思い入れがあるんです。ですから、祭りが終わると次の年の祭りのことを考えながら仕事をする。それが文化になっているんですよね。僕が生まれた東京には、そんな大きな祭りはなくて、山笠のようにみんなで盛り上がれるイベントがあるのはうらやましいんです」とパパイヤさん。福岡人のアツい人柄も、パパイヤさんを魅了する理由のひとつのようです。

パパイヤさんをはじめ、多くの人が心惹かれる福岡市。少しでも福岡への移住に興味のある方は、こうしたイベントに足を運んだり、また、実際に福岡に行って“生の魅力”に触れてみてはいかがでしょうか。


【関連リンク】
福岡クリエイティブキャンプ
http://fcc.city.fukuoka.lg.jp/

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