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更新日: 2020年12月2日

「博多の遊具」 博多区のレトロな遊具の魅力を伝えるウェブマガジン

博多の遊具のフリーペーパーの表紙のタイトル部分画像
博多の遊具のフリーペーパーの表紙の画像

はじめに

 福岡市では「風格ある緑豊かな環境都市・福岡」を目指して、都市公園の整備を進めており、博多区には、234箇所の公園があります。(令和2年4月1日時点)

 そして、博多区の各地域にある遊具は、近隣の子供たちを始め多くの方々にご利用頂いておりますが、それらを注意深く観察してみると、レトロでどこか懐かしかったり、動物の形をした遊具は佇まいが面白かったり、それぞれに個性があり,様々な発見があります。

 本冊子では、博多区の公園にある魅力的な遊具を沢山紹介しています。

 是非ご覧頂くとともに、皆さまの地域の公園の魅力を発見するきっかけになれば、大変嬉しく思います。




【入門編】遊具の種類について

 「遊具」と聞くと皆さんは何が思い浮かびますか?

 子どもの頃に遊んだブランコやすべり台などでしょうか。

 ほかにも様々な種類がありますので、まずは遊具の種類をご紹介します。


ブランコの写真 すべり台の写真 鉄棒の写真

 ▲これらは、三種の神器と呼ばれる定番遊具ですが、今でも愛されるスタンダードです。




砂場の写真 鋼製遊具(ジャングルジム)の写真 置物遊具(ライオン)の写真

 ▲こちらも昔からある遊具です。砂場やジャングルジム、動物の置物まで、色々あります。




複合遊具の写真 スイング遊具の写真 健康遊具の写真

 ▲近年は、様々な機能を盛り込んだ複合遊具や、高齢化社会を見すえた健康遊具の設置が増えてきています。



 遊具の中でも、置物遊具やスイング遊具は、様々な動物がモチーフとなっており、バリエーションが非常に豊富で、どれも個性的で可愛らしい魅力を放っています。

 動物園にいるようなメジャー系から、マニアックなものまで幅広く揃えておりますので、お楽しみ頂けると幸いです。

 ※遊具をクリックするとグーグルマップで場所を確認できます。



ライオン

百獣の王は、遊具の世界でも存在感抜群!


下月隈公園のライオンの遊具の写真 吉塚公園のライオンの遊具の写真 堅粕公園のライオンの遊具の写真 小柳公園のライオンの遊具の写真

ゾウ

長い鼻の部分とすべり台の相性が良いですね!


吉塚公園のゾウのすべり台の写真 諸岡3号公園のゾウのすべり台の写真 東住吉公園のゾウの遊具の写真 住吉公園のゾウの遊具の写真 

カバ

大きな口が印象的。同じ置物でも全く表情が違いますね!

南住吉公園のカバの遊具の写真 大井北公園のカバの遊具の写真 住吉公園のカバの遊具の写真  

パンダ

動物園の人気者のパンダ!目つきに個性があらわれますね

 
麦野北公園のパンダの遊具の写真 大井北公園のパンダの遊具の写真 小柳公園のパンダの遊具の写真 金隈6号公園のパンダの遊具の写真 


サイ

住吉公園のサイの遊具の写真

バンビ

大井北公園のバンビの遊具の写真

トラ

冷泉公園のトラの遊具の写真

シマウマ

堅粕公園のシマウマの遊具の写真

フグ

吉塚南公園のフグの遊具の写真

イルカ

諸岡公園のイルカの遊具の写真

芋虫

東光公園の芋虫の遊具の写真

ドングリ

吉塚緑地のドングリの遊具の写真

今回紹介したのは動物遊具のほんの一部です。
他にも様々なタイプがありますので、ぜひ、皆さんの家の近くの公園の遊具を調べてみてはいかがでしょうか。



 

【番外編】福岡市内のカメ遊具を探せ!

 公園の顔であり、シンボルとなる大きなコンクリート遊具。そのモチーフは、他都市ではタコのすべり台が多いのですが、福岡市にははぜか、タコではなくカメの遊具が沢山あります。

 遊具マニアとしては、非常に興味深い事例ですので、博多区を飛び出して、市内全域のカメ遊具を探してみました!

 ※遊具をクリックするとグーグルマップで場所を確認できます。


下月隈中央公園のカメの遊具の写真 池田公園のカメの遊具の写真 郷口公園のカメの遊具の写真  

社領南公園のカメの遊具の写真 紅葉山公園のカメの遊具の写真 一本木公園のカメの遊具の写真  

春吉公園のカメの遊具の写真 下長尾東公園のカメの遊具の写真 清水南公園のカメの遊具の写真  


カメ山の期待の星「姪浜明治通公園(西区)」に注目!
姪浜明治通公園の親ガメの写真 姪浜明治通公園の子ガメの写真
古き良き時代の象徴でもあるカメ山遊具ですが、老朽化により、やむを得ず撤去するケースも増えていますが、平成15年に整備されたこちらの公園は、非常に愛らしいフォルムの親ガメと3匹の子ガメがいる、カメ遊具ファンにはたまらないスポットとなっております。



 色鮮やかな遊具は今流行りのインスタ映えすること間違いなし!

 レトロな遊具は、整備された時代を知ることのできる大変貴重な存在でもあります。

 是非、長年頑張っている遊具の雄姿を見届けて頂ければと思います。

 ※遊具をクリックするとグーグルマップで場所を確認できます。

  
下月隈南公園の遊具の写真月隈公園の遊具の写真

  
人参公園の遊具の写真津屋公園の遊具の写真

  
隅田公園の遊具の写真
      

 実際に、全国で公園の遊具をインスタグラムに投稿している方々が沢山いらっしゃいます。
 興味のある方は、インスタグラムのアプリ上で、ハッシュタグ「#公園遊具部」や「#動物遊具」などで検索してみてはいかがでしょうか。



遊具の維持管理の取組紹介

 公園に設置された遊具を安全に利用して頂くため、次のような取組みを行っています。


定期点検

 毎年春に遊具の点検を行い、劣化の程度により危険度を五段階で評価します。


遊具の修繕

 点検結果を踏まえ、部品の取替などの維持修繕を行っています。


遊具の更新

 老朽化が進み、危険度が高い遊具については、撤去・更新を行います。


老朽化した手すりの取り替えの写真  老朽化した支柱の補強の写真  サビを落として再塗装した遊具の写真

遊具の点検や修繕に携わっている業者の方に話を伺いました!

株式会社中央工作所 武田 晴雅さん

 遊具の点検や修繕は、すごく地味な作業ですが、子どもたちの安全を守る大切な仕事です。
 遊具の構造や事故事例などを把握した上で、製造・メンテナンスが行える作業員が点検業務を行っております。
 全国的に老朽化した遊具が増えていく中で、国土交通省からは「遊具の安全確保に関する指針」が発表されており、遊具点検の重要性はより一層強くなっています。
 今後も、子どもたちのより良い思い出づくりのため、日々頑張っていきたいと思います。



公園の傷みを見つけたら、福岡市LINE公式アカウントで情報提供を!

 福岡市では、スマートフォンアプリケーション「LINE」を活用して、本市の管理する道路・河川・公園の傷みなどの情報提供を市民の皆様から受け付けています。
 福岡市の公園に不具合がありましたら、福岡市LINE公式アカウントからご連絡ください!
 LINEの登録方法は、「LINEを活用した市民からの通報(道路・河川・公園の傷み)を受け付けます」をご覧ください。



住吉エリアの動物遊具を探してみよう!

 歴史あるまちなみが残る住吉エリアには、動物遊具が沢山あり、散策におススメです!

 博多駅の帰りの待ち時間に、ひと歩きしてみませんか?


住吉エリアのマップと動物遊具の写真(博多駅博多口をスタートし、人参公園、東住吉公園、小柳公園、住吉公園、南住吉公園をまわる約60分のコースを地図で案内しています)      


パンフレットのダウンロード

このページで紹介した遊具をまとめたパンフレットは下記リンクよりダウンロードできます。
「博多の遊具」(2018年3月発行 / 2020年11月改定) (3,163kbyte)pdf