ユマニチュードの国際展開に係る普及促進業務委託
認知症の最大のリスク因子は加齢で、年を取れば誰でも認知症になる可能性がある。2040年には全国の高齢者の7人に1人が認知症になると予想されているが、本市においても人口増加の中心が65歳以上と高齢化が急速に進み、2040年には認知症の人が1.6倍(2023年比)になると見込まれていることから、地域社会全体で認知症の人を支えていく必要がある。
こうした中、本市は認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまち「認知症フレンドリーシティ」を目指し、平成30年度より、認知症コミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」の普及促進を行っている。ユマニチュードとは、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱を中心に認知症の人に優しさを伝えるコミュニケーション技法で、認知症の人だけではなくケアをする側の負担軽減にも繋がることから、本市ではユマニチュードを地域に広める「地域リーダー」を養成し、公民館や小中学校、介護専門職向けの講座等を開催するなど、福岡市独自の取り組みを実施している。
また、福岡市は令和5年度に、国境を越えてユマニチュードを推進する「国境なきユマニチュード憲章」の理念に賛同し、自治体としては世界で唯一、同憲章に調印した。
福岡市はこれらの取り組みを通じて得られた知識、経験及びネットワークを生かして、超高齢社会におけるアジアのモデル都市として国際社会に貢献したいと考え、「国境なきユマニチュード憲章」に調印した各団体のユマニチュード普及活動の支援を通じて国際的な課題解決に寄与することや、得られる知見を市内の高齢者施設の活動や市民の暮らしに役立てることを目的として、ユマニチュードを国際的に普及促進するための拠点を福岡市内に設立する。
本事業は、その拠点において国内外に向けたユマニチュードの普及促進業務に従事する事業者を公募するもの。
契約締結日の翌日から令和8年3月31日(火)まで
19,965千円(上限金額、消費税及び地方消費税含む)
(1)募集開始・・・令和7年8月4日(月)
(2)説明会参加申込書提出期限・・・令和7年8月7日(木)17時まで
(3)説明会・・・令和7年8月8日(金)16時から
(4)質問書提出期限・・・令和7年8月21日(木)17時まで
(5)質問書回答日・・・令和7年8月25日(月)
(6)提案競技参加申込書提出期限 令和7年8月29日(金)17時まで
(7)提案書等提出期限・・・令和7年9月5日(金)17時まで
(8)提案競技参加辞退期限・・・令和7年9月5日(金)17時まで
(9)提案事業者プレゼンテーション・選定委員会・・・令和7年9月上旬(予定)
(10)事業者決定・・・令和7年9月上旬(予定)
(11)供用開始(予定)・・・令和7年10月上旬頃 ※詳細は協議による
詳細は、以下の資料等をご覧ください。
・01_01「ユマニチュードの国際展開 普及促進事業」提案競技募集要項(PDF:2,611KB)
・01_03【資料2】企画提案書作成要領(PDF:917KB)
・01_07【様式3-1】提案競技参加申請書(エクセル:31KB)
・01_11【様式3-5】財務諸表(個人用)(エクセル:57KB)
・01_12【様式4】提案競技参加辞退届(エクセル:31KB)