福岡市では、行方不明になるおそれのある認知症の人の早期発見・早期保護に多くの方にご協力していたただくための仕組みの1つとして、専用の無料アプリ「みまもりあい」の普及啓発を行っています。このアプリは、認知症の人が行方不明になった際にそのご家族等が捜索依頼を出すことができ、アプリ登録者は配信された捜索者情報を見て、可能な範囲で捜索していただくというものです。
行方不明になった認知症の人の早期発見・早期保護には、多くの方のご協力が効果的ですので、ぜひ専用アプリ「みまもりあい」を登録し、捜索にご協力いただきますようお願いいたします。
「おばあちゃんが見当たらない!」
このような場合は、ご家族等が専用アプリ「みまもりあい」で捜索依頼ボタンを押すと、捜索協力者(=アプリ登録者)に捜索協力依頼が配信されます。
捜索協力者(=アプリ登録者)は、協力ボタンを押すと、配信された捜索者情報が閲覧できます。
発見したら、捜索者情報に表示されているフリーダイヤルに電話をしID番号を入力すると、捜索依頼者(ご家族等)に電話がつながります。その際、電話をした発見者の電話番号等の情報は、捜索依頼者には表示されません。もし電話がつながらない場合は、お手数ですが警察への連絡をお願いします。
捜索依頼者が無事保護を確認したら、発見ボタンを押します。これにより全ての配信先にお礼の通知が配信され、捜索者情報は消去されます。
行方不明になるおそれのある認知症の人の持ち物等に貼り付けておくステッカーは、平成29年度から令和3年度までの「認知症の人の見守りネットワーク事業(捜索システム)」であり、利用中の方がいます。この「みまもりステッカー」には、発見者が連絡するためのフリーダイヤルの電話番号とID番号が記載されています。なお、発見者がステッカー記載のフリーダイヤルに電話してID番号を入力いただくと、事前に登録した介護者等の連絡先に自動転送され、個人情報を守った状態で直接連絡を取り合うことができます。
なお、「みまもりステッカー」に記載されている電話番号・ID番号と、専用アプリ「みまもりあい」の捜索者情報に表示される電話番号・ID番号は同じものです。