下水処理の仕組みについて知りたい。
福岡市内の下水は7つの水処理センター(うち1つは県の管理)で処理しています。
下水を集める方法として、生活排水などの汚水と道路や敷地内に降った雨水を同じ管で流す「合流式」と別々の管で流す「分流式」があります。
分流式下水道では、家庭や事業所などから出た汚水は、下水管、ポンプ場を通って水処理センターで処理され、宅地内や道路などに降った雨水は、雨水管、ポンプ場を通って河川や海へ放流されます。
水処理センターでは、一次処理で、流れてきた汚水を緩やかに流して砂やゴミなどを沈ませます。
次に二次処理として、沈みにくい細かな汚れや水に溶けている汚れを微生物の働きで分解します。
そして、汚泥を沈ませてきれいになった上澄み水を消毒して、川や海に放流しています。