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更新日:2024年8月13日

電気火災を防ぐために

 地震発生時には、揺れに伴う電気機器の転倒等により接触した可燃物に着火する火災や、停電復旧後の再通電時に出火する「通電火災」に注意が必要です。

 阪神淡路大震災や、東日本大震災における本震による火災のうち、原因が特定されたものの過半数が電気関係の火災であったというデータもあります。


大規模地震時における火災の発生状況

阪神淡路大震災における火災の状況を表したグラフ東日本大震災における火災の状況を表したグラフ

電気火災対策

電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的です。

 通電火災を防ぐためには、避難時にブレーカーを遮断することや、停電中に電気機器の電源プラグをコンセントから抜くこと等が効果的です。しかし、災害発生時にとっさにそのような行動がとれるとは限りません。

 感震ブレーカーは、地震の揺れをセンサーが感知し、ブレーカーやコンセント等の電気を自動的に止める器具で、感震ブレーカーは、電気火災を防止する対策として有効です。

感震ブレーカーの種類

   感震ブレーカーの重りタイプの写真   感震ブレーカーのコンセントタイプの写真   感震ブレーカーの分電盤タイプの写真

  • 簡易タイプは、揺れを感知すると球が落下し、ブレーカーのスイッチを落とします。
  • コンセントタイプは、コンセントに差し込んで使用し、内蔵されたセンサーが揺れを感知し、電気を遮断します。
  • 分電盤タイプは、分電盤に内蔵した感震センサーが地震を感知し、主幹漏電ブレーカーを切って電気を止めます。

その他