福岡市は、昭和41年の大型汎用機の導入以降、各種業務の効率化などを目的に、各種情報システムの整備を行ってきており、大型汎用機を利用した業務システムと、サーバによる分散系システムを整備し、システム間での情報連携を行いつつ稼働してきました。
これら情報システムに対し、「福岡市システム刷新計画」を立案し、「老朽化が進みレガシー化したシステム資産を刷新し、誰でも、いつで
も、どこでも公共サービスが受けられる社会の実現に向けて、最先端の電子行政サービスの提供を可能とするシステム基盤を構築する」ことを目指しています。平成29年3月には、「システム刷新計画」を実現するための具体的な実行計画として「システム刷新実行計画」を策定しています。
福岡市においては、「システム刷新計画」及び「システム刷新実行計画」に基づき、高齢者・福祉業務について、既存のサーバによる分散系システムを見直し、本市が構築する業務共通基盤及びインフラ共通基盤上において標準化された技術で稼働させること等によって、柔軟なシステム構造と特定のベンダーの技術等に偏らない中立なシステム構造をもったシステム構築を図ることとしています。
高齢者・福祉業務を対象に、現行業務・システムを調査し、課題の抽出・分析・改善方針の検討を実施し、次期システムの要求項目や新業務フロー案を作成します。
各作業と併せて、パッケージ調査、情報提供依頼(RFI)、先行事例調査を実施します。
契約締結日から令和8年3月31日
26,979,700円(消費税及び地方消費税額を含む。)