参加した市民の皆さんに、ワールド・カフェ形式で福岡の将来について語り合っていただきました。
昨年9月、福岡市総合計画へのパブリックコメント募集のキックオフを兼ねて開催した「ふくおか未来カフェ!」に引き続き、「ふくおか未来カフェ!第2弾」を開催しました。今回は、4月10日(水曜日)~5月9日(木曜日)までの間に、意見募集(パブリック・コメント)を行っている「政策推進プラン(原案)」及び「行財政改革プラン(原案)」の概要の説明後、参加者全員で、福祉や地域コミュニティ、国際化など様々なテーマについて語り合いました。
全参加者をカフェテーブルのような小グループに分け、時間を区切り、メンバー交換をしながら、多様な会話と組み合わせの偶然性を楽しむものです。
平成25年4月24日(水曜日)午後7時~午後9時
福岡市役所15階講堂
80名
福岡市
「政策推進プラン」「行財政改革プラン」のパブリックコメント(4月10日~5月9日)を実施するにあたり、市民に概要を説明する場を設けるとともに、参加者がお互いに意見交換を行うことによりプランに対する認識を深める。
第2弾の「ふくおか未来カフェ!」、今回の参加者は80人と、約500人で行った前回に比べると小規模ですが、20代から70代までの幅広い年代の方が参加され、全員で熱心に意見を交わしていただきました。また、中には福岡県外から参加された方もいらっしゃいました。
「市政を運営するにあたっては、市民の皆さまの『納得と共感』をいただくことが大変重要です」との貞刈副市長の挨拶から始まり、まずは、基本計画・政策推進プラン・行財政改革プラン及び福岡市の財政の見通しについて、市からの説明が行われました。
その後、昨年行った第1弾の「ふくおか未来カフェ!」でもファシリテーターを務めていただいた田坂逸朗氏の進行により、参加者全員での意見交換会が始まりました。
今回は、テーブルごとに9つのテーマを設定しました。
まずは、9つのテーマの中から希望するテーマを選んでいただき、テーマに沿って最初の対話がスタート。
「国際化・空港・港湾」など、希望が多く椅子を増やしたテーマもありました。
メンバー間で自己紹介をした後、出てきた意見や感想をクラフト紙に書き込みながら、自由、率直に語り合います。様々な立場、視点から多様な意見が出ていました。
ファシリテーターの進行により1回目の席替え。各テーブルに1名を残して、他の参加者は席を移動し、新しいグループでの対話がスタート。
まずは、最初のテーブルではどんなことが話し合われたかを紹介し、皆で情報を共有します。その後、新しいメンバーにより、先ほどとは異なった視点から対話を行いました。
2回目の席替えを行い、さらに新しいメンバーとの対話を続けました。
※席替えを行ってメンバーを交換することで、多様な会話が生まれ、また、一人ひとりが主体となって対話を楽しんでいただけました。
最初のテーブル、最初のメンバーに戻り、他のグループでの対話で発見した、新たな視点や気づきを共有しました。
その新たな気づきや印象に残ったフレーズを、『ワールド・カフェで語り合って気づいたこと』として、クラフト紙に張られたカードに書いて持ち帰っていただきました。
『もっと対話を続けたい!』との声もたくさんある中、ファシリテーターによる全体の振り返りが行われ、ワールド・カフェを終了しました。
※政策推進プラン・行財政改革プランは、意見募集(パブリックコメント)でいただいた市民意見を踏まえ、平成25年6月に策定しました。多数のご意見をいただき、ありがとうございました。