現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の市長のオフィスの中の市長会見から市長会見2021年4月12日
更新日: 2021年4月13日

市長会見|市長のオフィス

4月12日市長会見

発表内容

  • 平尾霊園の合葬式墓所の運営を開始します(住宅都市局みどり整備課・みどり運営課) ※配布資料 (764kbyte)pdf

会見動画

動画を見る


発言・質疑要旨

平尾霊園の合葬式墓所の運営を開始します(住宅都市局みどり整備課・みどり運営課)

市長
 よろしくお願いします。

記者
 すみません、よろしくお願いします。幹事社RKBの浅上と申します。
 市長から発表案件お願いします。

市長
 はい、承知いたしました。
 福岡では最初となります、公設の合葬墓が平尾霊園に完成をいたしました【フリップ (231kbyte)】。これはですね、福岡県内でも公設の合葬墓、これ初めてになりますし、規模でいっても東京都を除きますと公設の合葬墓では最大規模となります。全体では最大で3万6千柱受け入れることができるというかたちになっております。
 4月の26日からお骨の受け入れを順次スタートしていくわけでありますが、実は今回の受け入れの募集自体は去年の11月にすでにしていて、実際600の募集だったんですが、もうすでにその時点で3.4倍ですから、およそ2,000件の申し込みがあっているということです。
 大変ニーズが多いということを実感をしております。それで当選された方は今日から受け入れ日時の予約を始めるということになりますね、受け入れ日時ですね、の予約を受け付けます。
 福岡市では、福岡100という取り組みを進めています。人生100年時代に向けた、誰もが住み慣れた地域で安心して住み続けられるまちづくり、こんなためにさまざまなアクション、取り組みを具体的に行っていこうという、福岡100という取り組みがあるんですが、これもその中の一つとして、何というか今、例えば核家族だとか、もしくは遠方で働くことによってですね、なかなかお墓の管理ができないとか、色んな状況の変化によってお墓のあり方というのも相当これからニーズも変わってくると思います。
 こういう中でこの合葬墓という形であれば、その後の何というか、一人一人のお墓じゃないですから、家として守っていくとかもしくはずっとメンテナンスが必要ということではないですしね、そういう中でこうした一つの共同のお墓ということになりますけれども、非常にニーズが多くて。
 これは自分の入るお墓として生前に予約をすることもできるということですから、入りたい方はお申し込みいただければと思います。
 それで、この平尾霊園の合葬墓なんですけれども、元々あった自然環境ですね、大変平尾霊園いい場所に立地的にもありますし、環境も素晴らしいんですけれども、自然環境とか地形を生かしてですね、山とか自然に向かって参拝をしているようなそういうつくりになっています。
 令和3年度、じゃあ次に募集ということなんですが、令和3年度は8月と12月の2回、合計900の募集を予定をしておりますので、また詳しくはその時期が近づいてきましたらまたお話しをしたいと思います。
 ちなみに報道機関の方への内覧会はですね、4月20日火曜日になりますので、お墓の中に入っていただけるというのはそれが最後、生きている間ですね、それが最後になるので是非4月20日にもし中をご覧になりたいという方はその時だけに。その後は入れなくなりますので、よろしければお越しいただければと思います。
 はい、私からは以上です。



質疑要旨

記者
 はい、すみません、幹事社から質問させていただきます。これは元々は山、何も使われていない場所だったんでしょうか。

市長
 そうですね。はい、公園になっていたんですよ。遊具とかがあったので一部そこを何というか、配置転換みたいなことをして、場所をつくったということになります。

記者
 かなりニーズというのも市民から実際の声とかいうのは上がっていたんですか。

市長
 そうですね。結局やっぱり少子化、ご承知のとおりの中で、結局今の夫婦別姓とかの話はちょっと置いておいて、ただやっぱり姓が変わってしまうとか、家を継ぐ人がいない問題というようなことというのは、特に今、少子高齢化進んできて深刻な課題になっていて、誰がお墓を継いでくれるのかとかですね、みんなやっぱり、そういったことを真剣に考える時期になって、すごくやっぱり困ってらっしゃる方の声をたくさん聞いていましたので、そういう中で福岡市としても公設、いわゆる合葬墓というですね、共同の墓という新しい形を今回つくったということになります。

記者
 LGBTの方の声とかってのもあったんでしょうか。

市長
 いや、そこはそういう訳ではないです。

記者
 わかりました。私からは以上です。各社さんありますでしょうか。
 はい、すみません。それではないようなので次に、それ以外の質問に移ります。
 すみません、私のほうから質問させていただきたいことなんですが、昨日福岡県知事に服部さんが当選されました。これを受けて市長、改めてコメントをお願いします。

市長
 わかりました。
 まずは服部新知事、大変おめでとうございます。私も嬉しく思います。新しい知事とですね、福岡というのは、もうとにかく今、日本全体ですけれどもですね、コロナ、コロナ対策というところ、本当に期待をしています。
 もうとにかく、服部新知事には、もちろん問題たくさんあるんですが、県民みんなコロナについて特にコロナ病床を確保してほしいというのは本当にみんな思ってらっしゃることだと思いますので期待をします。
 特にやっぱり最悪を想定するって大事だと思うんですね。だからそういう意味でもやはりワクチンはもちろんこれからどんどん進んでくるので、そういう意味では、いわゆる感染抑制、重症化予防というようなことは進んでくるとは思うんですが、ただやっぱり想定外を想定するということが大事なので、そうなっても何らかの理由でやっぱり、非常に陽性者数が増えるということになったとしても、しっかり受け入れることができる体制づくり、そのためにはやはり最大確保病床数ですね。
 これをやっぱり全国的にもこれは全病床に占めるコロナ病床数も多分全国でワーストだと思いますし、また人口比でいってもワースト3ぐらいだったかな、非常に低い状況にありますので、やっぱりここをですね、確保しないと何が問題かというと、すぐにステージ3とかいうかたちになってしまうわけですね。
 実際、前回の陽性者数が非常に減って措置が解除されましたよね。いわゆる8時というリミットが、9時までか、9時までのリミットがなくなった時というのも結局ステージ2にいかないまま解除しているわけですよね。
 だからそういう意味でいくと、陽性者があんなにもう少なくなったとしても解除できないぐらいやっぱり病床数って足りないのは明らかなので、とにかく一にも二にもコロナ病床を増やすということを、服部新知事にはね、是非お願いしたいと思いますし、是非リーダーシップを即戦力として発揮をしていただけることを期待をしています。

記者
 コロナ病床に関して追加なんですけれども。
 昨日、知事お話しの中で5月末には1,000床を目標にという話をされていました。ただ一方で現場からはかなり、もうこれ以上増やせないんだということを聞かれていますけども、それでもやっぱり頑張ってほしいというところでしょうか。

市長
 1,500を期待をします。1,500。
 これは、やはり前回、これまでの倍、来ても大丈夫なようにというようなことですし、最大確保ということは本当に緊急事態の万が一の時に空けてもらう部分ですので、そういう意味でいくと結局今、最大確保病床も2割とか3割とかというところで、実際はこれが2割なのか3割なのかで大変だって話をしているぐらいですから。 実際最大の確保ということ自体がね、本当にこれはもう最悪の状況が起きてしまったとかいうような時に備えてということですので、今すぐ病院に空けてくれということではないわけですよね。
 ですからそういう意味でも1,500。やり方はあります。それは服部さんもご承知だと思うので、それは特に事務方の積み上げを単純に合計するというような、これはやはり官僚のやることなんですね。
 やはり、そうした事務方の積み上げではなくて、政治家というのは数字の目標を示せば、そこに向かってどうやって実現できるか考えていただけるのが、やはり行政組織ですし、政治家の役割なんで。
服部新知事はですね、これまでの官僚生活も長かったわけですけれども、行政マンとしての歴も長かったんですけれども、これからは政治家になられていくわけですから、是非そうした目標をバンと打ち立ててね。
 それに向かって県行政の皆さんで是非それを実現できるようにね、まだまだ声がかかってないという医療機関もあるように私も直接聞きましたので、是非お声がけを直接すれば、じゃあ協力しようというとこもでてくると思うんで、是非リーダーシップを発揮していただきたいと思います。

記者
 最後にもう一問なんですが、宿泊税等、県と揉めると言いますか、時もありました。これから県との関係ってどういうふうにつくっていきたいと思われますか。

市長
 うん。
 こうした宿泊税にしろ何にしろ、これは福岡市として事前にもう事務方レベルでは協議をしましょうということで、福岡市から持ち掛けていたわけですね。
 そうしたことがあるので、決して最初から対立なんということをしたかったわけでは何でもなくて、というような経緯もありますので、しっかりそこは服部さんの場合はきちんと、場合はと言うとちょっとなんですので、発言は訂正、今のは完全に消しますけれども、消していただければと思いますが。
 服部さんは何というか、すごくお話しができて、例えばこれまでのさまざまな案件にしても、裏でしっかり調整をしてというところが服部さんの役割でしたので、そういう意味ではしっかり、お話しをすればしっかり分かっていただける方ですから。
 これから服部新知事とですね、しっかりコミュニケーションをとっていければと思いますし。服部さんもその、非常におつもりだということは私もご本人から伺っていますのでね、大変それは心強いなと思っています。

記者
 分かりました。ありがとうございます。私からは以上です。各社さんありますでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売の遠藤です。コロナ病床の件なんですけども、服部さん昨日5月末に1,000床。市長1,500とおっしゃいましたが、市長の目標というのも5月末に1,500。

市長
 もちろんね、それは具体的にどれぐらいの部分というところは、それは県の行政の内部でないと分からないところももちろんあると思います。ただ、最終的には少なくとも1,500というところは速やかにやっていただきたいと思っています。

記者
 何かありますでしょうか。

記者
 すみません、FBS福岡放送の鬼丸と申します。
 ワクチン接種開始のところなんですけれども、接種を受ける人に例えば体調面ですとか服装など、また注意点など呼びかけがありましたら教えてください。

市長
 なるほど。
 これから高齢者の皆さんにも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まるんですが、1個だけお願いしたいことがあります。それは肩がとにかく上までしっかり出しやすい服を着てきてほしいということです。
 長袖のシャツなどであれば、上までめくれないんですね。これまでのインフルエンザと違って今回のコロナのワクチンというのは筋肉注射になるので、腕の一番高いところに注射をするわけです。
 これは福岡市でリハーサルをしてみてもですね、やはり長袖のシャツなど着ていると、これまでのインフルだったら注射できていたんですが、コロナの場合のワクチンの場合、筋肉注射で一番上まで上げるのがすごく大変で、そうすると1回脱がなきゃいけないなんてことになってしまうわけですね。
 これは集団接種の際にもちろん時間もかかって効率も悪くなりますし、また人前でやはり全体をシャツを脱いでしまうというのにためらう方もいらっしゃると思いますので、そういう意味では、例えばTシャツとか半袖とか、こういうかたちで、もちろんノースリーブでもいいですけれども、肩が出しやすいかたちで是非、接種会場に来ていただきたい。もうたくさん言ってもね、多分覚えてもらえないんで、その1個だけお願いをしたいと思います。

記者
 すみません、もう1点あります。

市長
 うん。

記者
 ありがとうございます。
 接種する際の医師の接種が進んでいないことについて、高齢者用のワクチンの融通など、現状、もし分かれば。

市長
 はい。福岡市では今日から140のクリニックの皆さんを、ちょっと待って、もう1回整理しますね。
 福岡市では、140のクリニックで高齢者向けの接種が始まるわけです。準備の整ったところから、早速今日からワクチンを実際に配布をして接種をしていただくわけですが、今ご指摘のあったとおり、福岡県内では医療機関の方でもまだ接種を受けていないという方が結構いらっしゃいます。
 それで福岡市としては、もう高齢者用のワクチンについて、これは医療従事者の皆さんにも打っていただいて結構ですよ、流用していただいて結構ですよというかたちで、アナウンスをしております。
 ですから今日からお配りをしますが、今日お配りをするワクチン、クリニックでは実際に医療従事者の皆さんに打つというかたちで、まず使用されるということです。
 実際のクリニックでの高齢者の第1号になるのは、今度の木曜日ですね。今度の木曜日、これは最初ですから皆さんも画が必要でしょうから、クリニックでちゃんと取材できるところを準備していますので、それは木曜日に一般の高齢者が最初ということでスタートになります。
 今日からは、お配りをもうすでにいくつかのクリニックではしているわけですけども、そこは医療従事者の方にまず打つということでした。
 なんで遅れているかは、それは県のほうに聞いていただきたいのですが。多分、それは流通量とかの問題もあると思うんですね。ですから、そこは福岡市としてもできるところはうまく、そのつながりというかね、グラデーションがうまくいくようにやっていきたいと思います。

記者
 そのほか、ありますでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 すみません、コロナで。
 変異株なんですが、福岡市、福岡県内のほうでも、だんだんこう感染者数が増えてきていると思うのですが、今、現状について、市長の認識のほう、教えていただきたいのと、改めて、変異株への対策というところを教えていただきたい。

市長
 だから前からも言っていますが、これは新型コロナウイルスという時点でもうすでにコロナウイルスから変異しているんですよね。ですから、ウイルスというものは変異するものですから、変異をしたことについて、あまり必要以上に騒ぐこと自体がちょっと違うなと思っていて、当然ワクチン(正しくは、ウイルス)というのは変異をすればするほど、より感染力が強く、そして重症化率は下がるというようなことが、一般的な部分ですので。
 もちろん、今、変異株が増えているというようなことが、話題に大変なっている。つまり感染力が強くなってきているということが話題になっているわけです。
 でも、一般の皆さんにとってはですね、これが変異株だからとか、もしくはそうでないからといって、対策自体は基本的には変わらないと思っていますので、基本的な感染対策をしっかり行っていくということが大事だろうと思っています。

記者
 そのほか、ありますでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 NHKの野依です。今もありましたけども、今の現状というのは、市長どういうふうに。

市長
 特に大阪ですとか、東京ですとかが非常に増えてきているという現状は認識をしております。
 福岡、これまでの傾向でいくと1カ月ぐらい遅れて、こうした傾向、似たような傾向になってくるというようなものが、これまでの、あくまでも数回の流れがあったので、そういう意味では十分に警戒をしなければいけないということは思っています。
 ただ当然、今その何というか、例えば9時までの飲食店の時短要請だとか、こういうのも解除されていて、ある意味、市内のいろんな仕事をされている皆さんにとっては、これまで大変苦しかった分を、今、ちょっとずつ取り戻しつつあるような状況でありますので、しっかりやっぱりこうした日常の生活を回しつつ、それでいて感染というのは当然広がるものですから、広がることはそれはもう致し方ない。
 ただ、そのスピードをいかに、やはり遅くしていくかということが、大事だろうと思っておりますので、福岡というのも、やはりもう周辺の大都市の環境をみても、当然、今後増えてくることは十分想定内には入っていますので、そこまでの、そうなってしまうまでのスピードをいかに遅くするかということで。
 やはりこれも、必要以上に騒ぐというよりは、しっかり一人一人が基本的なその対策を行うということが大事なんだろうと思います。

記者
 続けて、先ほど市長も最悪の事態を想定するのが政治家の仕事というふうにおっしゃっていましたけども、そのまん延防止等重点措置については、どういう状況になったら県は国に要請してほしいとか、今時点で市長の何かお考えとかって。

市長
 うん。結局、まん延防止等についてもですね、まずはその何というか、ステージがいくつになるかというようなことにも非常によってくるわけですね。
 そういう意味で行くと、医療提供体制ということが整っているところほど、よりそのステージは下がるわけですね。同じ陽性者数であったとしても。
 そういう意味では、まずは市民の皆さんにまん延防止だとかって軽々しく出すものではないと思っていて、それは、どれだけ市民生活に痛みを伴うものなのかと考えると、ただコロナにならなければ、全て万事OKであれば、それはもう早くずっと、もう1年も2年も出し続ければいいと思うんですが、そういうわけではないということを考えるとですね、やはりまず市民の皆さんに、時短要請だとか、もしくは外出の自粛みたいな、非常に大きな私権制限をするのであれば、まずやはり、行政としても、できることをできる限りしていくということを見せていくということも大事になってくると思うので。
 まずは、そういう意味でも、冒頭というか、新知事に期待するところでお話をしたように、まずは、やはり、最大確保病床をしっかり確保するということを、できるだけ速やかに、これは力を尽くしていただきたいと思っていますし。
 また、最悪を想定するという意味でいくと、今、ホテルが4つある内の2つ開けている状況なんですね。こうしたものが、急激に例えばその増えてきたときに、じゃあホテルが足りなくなったとなってくると、また去年の冬の状況ってありましたよね。つまり、ホテルに入れなくて、自宅待機がすごい増えたという時期を覚えてらっしゃると思うんですが、結局、ああなる前にホテルを開けとかなきゃいけないわけですよね。
 ですから、ある意味、今の段階からホテルというところを増やして開けておくという準備をして、ここだって、開けようと言ってすぐに開けられるものではないので、そういった意味では、まん延防止等々になる前にですね、ホテルの準備等に関しては、私はもう今からすぐに取り掛かってもいいと考えています。

記者
 何かありますでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 すみません、西日本新聞の塩入と申します。
 ちょっと別の選挙の話なんですけども、8日に韓国の釜山市長選挙がありまして、保守系の最大野党の朴亨埈(パク・ヒョンジュン)氏が当選しました。
前の呉巨敦(オ・ゴドン)市長の時は、福岡市との姉妹都市交流に対して、消極的な姿勢を示していたんですけれども、今度の市長選での結果の市長の受け止めと、今後これが姉妹都市交流への期待というか、どういうふうなことになるのかという、その受け止めをお伺いします。

市長
 うん。ご当選おめでとうございます。
 それで、釜山も市長がずっといらっしゃらない状況が続いていたので、ようやく決まったということですが、ただ、残りの任期ということで、任期自体はもう1年ぐらいで選挙ということですから、また大変だろうなとは思います。
 それで、これは釜山ということに限らず、姉妹都市交流ということ自体がですね、今コロナということで、まず、それぞれの行ったり来たりというようなことが、これは国を問わずできない状況になっていますので、そういう意味では、任期の間に多分行き来ということも、なかなかこれは難しいんだろうなと思っています。
 いずれにしても、これから1年ちょっとの間ですね、多分次の、多分今回の選挙というより、その次の1年後の選挙の後にやはり勝ってくるというのが大事でしょうから、どうぞ頑張っていただいて、多分その直前には韓国で大統領選挙というのが控えて、来年の頭ぐらいに、頭というか春ぐらいには大統領選挙があって、その後が、また釜山の市長選挙というかたちになるんでしょうから。
 いずれにしても、しっかり頑張っていただければと思います。

記者
 そのほかありますでしょうか。

市長
 どうぞ。

記者
 読売新聞の池園と申します。5月末に福岡市で開催予定されていた五輪マラソンスイミング。

市長
 出た。

記者
 はい。正式に、会場が変わるということで、ポルトガルのほうに移動ということになりましたけれども、それについて福岡市で予定だったものが、開催地変更ということで、市長の受け止めと、これまでの報道では、東京とか他の開催地も含めて、受け入れ態勢に対する不満がFINAのほうにあったということもありましたけれども、飛び込みについては東京で引き続き開催していくという方針だということなんですが、福岡市で予定だったものが外れたということに関して、水連とかからは何かお話聞かれているところがあれば教えていただけますか。

市長
 はい。
 今回、オリンピックの最終予選のマラソンスイミングが福岡ではなくて、以前開催したポルトガルのほうにというようなことになったということ、日本水連のほうから聞きました。FINAからは聞いていません。
 これについては、東京オリンピック・パラリンピックの最終選考会ですから、これは、東京オリ・パラの皆さんと、それからFINA、日本水連でお話をされたことでしょうから、福岡市としては、どういう経緯でそのようになったかということ自体は存じ上げていません。
 ただ、コロナ対策というようなことが、その理由の一つとしてあるやには推測はされますが、実際問題、でもそれは客観的に考えて、日本ってワクチン接種が世界的にものすごく遅れている国であることは間違いないと思いますし。
 いろんな国から入国をされて、選手をしっかり隔離、守りながら大会を開催するという中で、やはり、東京国際空港に着いて、着いてそのまま選手たちを隔離して、バスで隔離したホテル、そして会場ということの移動ということはスムーズにいくだろうなということは、想像できますね。
 また、福岡においてもやはり、ワクチン接種がこんなに進んでいない中において、たくさんの海外からの選手がいらっしゃるというような状況になることを考えるとですね、それは双方にとって何が一番いいのかということ等々、考えたのかなということは推測をします。
 いずれにしても、これは、東京オリンピック・パラリンピックの最終選考会でありますので、福岡市としてやはり大切なのは世界水泳ですので、そこのところには影響はないと考えています。

記者
 先週もお尋ねしたんですけど、この五輪の最終予選がテスト大会ということで、福岡市にとっての運営とか、いろいろそういう知見を積み上げるうえで必要な大会だったんじゃないのかなと思うんですけど、そこが損なわれたことについては、何かお考えは。

市長
 何が聞きたいんだろ。
 うん。More betterからというところは、テスト大会すればMore betterになると思うんですよね。やはり1回やってみるということで、そこで、よりこういうふうにしていこうという工夫ができるので。
 ですから、そういう意味ではそこでの知見ということではなくて、海外大会等々の知見を共有しながら、本番でそれを、より良い大会ができるようにですね。
 テスト大会できないということは、その分、事務方等々が、どれくらい準備をしっかりできるかということが大事になってくると思いますので、本番で大会、つまり世界水泳の本番が正に、本番一発勝負という形になりますけれども、その分しっかり準備をしたいと思います。

記者
 そのほかありますでしょうか。

市長
 どうぞ。

記者
 ちょっと変化球かもしれないですけれども。

市長
 なに、変化球って。

記者
 来月、聖火リレー、福岡市内でもあると思うんですけど、他のいわゆる大都市といいますか、人口の多い都市の聖火リレーって、かなり密な状況が見られるんですが、市としてそのあたり何か対策とかって、考えられていますか。

市長
 まだ私、ごめんなさい、そこ全然タッチしてなかったんで、ちょっと、あまり今どういう対策になっているのかを聞いてなかったんで。
 してないことは当然ないと思いますよ。場所も変更になるということを聞いていたんで。
 要するに、大博通りかどこかから、密じゃない場所に行くということを言っていたんで、対策は考えていると思いますが、私も全てのことをずっと聞いているわけじゃないんで、突然聞かれてもちょっと、事前レクをしてないので状況が、言える状況じゃちょっとないのでわからないです。

記者
 変更先、場所の変更とかって、もう発表とかってされていましたけども。

市長
 知らないです。後でちょっと担当課に聞いてもらっていいですか。事前に言われていたら、ちゃんとレクを受けて、ここで説明できるようにしますので。

記者
 はい。わかりました。

記者
 ほかありますでしょうか。よろしいですかね。すみません、ありがとうございました。

市長
 はい、ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。