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更新日: 2021年4月6日

市長会見|市長のオフィス

4月5日市長会見

発表内容

  • 福岡市における新型コロナウイルスワクチン接種のトライアルの実施について(保健福祉局新型コロナウイルスワクチン接種担当) ※配布資料 (348kbyte)pdf 

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発言・質疑要旨

福岡市における新型コロナウイルスワクチン接種のトライアルの実施について(保健福祉局新型コロナウイルスワクチン接種担当)

記者
 おはようございます。幹事社のRKBです。
 発表案件についてよろしくお願いいたします。

市長
 はい、承知いたしました。まず早速なんですがワクチンについてです。
 今月福岡市にですね、高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン、これが1万800回分が届きます。高齢者分なんですが、ただ福岡市内の高齢者、65歳以上の高齢者の数でいくと全体で34万人いるわけです。
 34万人の内の1万800回分ということですから、これは非常に数的には少ない状況になっていますので、接種券を最初から全員にいきなり配布をしてしまうとですね、混乱が生じてしまうということから、この4月に関しては接種券を配らないということは先週お伝えをしたとおりです。
 では、どのような形で4月行うか。少ないんでですね。本格的な実施はするわけですが数が少ないのでトライアルという位置づけにして、そして福岡市では3パターンの接種方法を準備していますがそれぞれを試してみながら、いずれにしても数が少ないんでですね、しっかりこれを運用できるかというのを丁寧に流れを見ていこうと思っています。
 その3つの接種方法なんですが、こちらに書いているとおりです。
 まず、市内140のクリニックでの個別接種。これはそのクリニックのかかりつけの患者さんですね。それからマリンメッセのB館、新館になりますけれども、ここでは集団接種、昨日リハーサルしましたけれども、ここでは地域で高齢者と接する機会の多い民生委員の方ですとか、それから自治協議会の会長さんですとか、公民館長さんですとか、こういう皆さんですね。
 そして高齢者施設については、福岡市から出張接種というお話をしていましたが、この出張接種では入所者とそれから施設のスタッフにも接種を行いたいと考えております。もう少し具体的にお話を一つずつ詳しくしますと、クリニックの個別接種という部分なんですが、これは4月12日月曜日以降に、それぞれ7区ありますが、各区20カ所程度、合計140カ所のクリニックで、接種の対象となるのはそのクリニックのかかりつけの患者さん、およそ4,200人程度ということになります。
 それから2つ目、マリンメッセB館、新館のほうの集団接種の場所なんですが、ここが先ほどお伝えをしたような民生委員の方、自治協の会長さん、公民館長さん、それから「博多あん(安全)・あん(安心)塾」という安全安心の講座を受講して、その後「あんあん会」というのを作っているわけですけども、万が一の際に防災士等の資格を持っていて災害が起きた時にそうした方にヘルプに入っていただくような方ですね、こういった方にお声がけをする予定でございます。ここがおよそ1,000人。
 それから3つ目、出張接種なんですが、これについては施設の嘱託医さんなどと連携をしまして、高齢者の入所施設に実際に出向いて行って、そして施設の入所者、それからスタッフおよそ200人を対象に実施をすることにしております。
 全体の中の、例えばクリニックでいくと140はどうやって決めているのかということなんですが、これは今医師会のほうに調整のお願いをしていて、それぞれ今すぐに体制が整えられるところというところで、調整をしていただいているということになります。
 このトライアルで予約、それからワクチンの配送、そして接種までの一連の流れを確認をして、スムーズな本格実施につなげていきたいと思っております。本格実施といっても、今回もちゃんと実施は実施なんですけれども、より数が一気に来た時にもスムーズに流せるように確認をしていきたいと思います。
 高齢者向けの本格実施なんですが、多分その流通量が5月の上旬頃からは来るんじゃないかと言われております。期待をするわけですが、ですから5月頃から量的にも数的にも来れば本格実施になると思います。
 高齢者の接種については5月の上旬から本格的に行っていくということを想定していますので、接種券については4月の下旬に市民の皆さん、高齢者の皆さんに発送していく予定であります。
 それから5月中の集団接種の会場なんですけれども、マリンメッセB館ですね、この1カ所とします。
 ですから、マリンメッセ福岡B館以外の各区の地域の体育館とか地域交流センター使うと話をしておりますけれども、そうした集団接種の会場は当面は使わないということです。4月中に関しては使わない、5月中も使わないということになります。
 今後ワクチンの量がしっかり入ってくるようになってからその各区の集団接種会場については順次開いていくということになりますので、まだ開きません。
 できるだけ地域活動をしているような、もしくは地域の体育館を使っているような、こんな皆さんの活動はギリギリまでできるだけ妨げにならないような形にしていきたいと思っております。
 ですから5月いっぱいは市民の皆さんが通常どおり予約して使用することができるということになります。
 できるだけ1日でも早くワクチンを皆さんに届けることができるように、福岡市としても準備をしていきたいと思っております。
 今日は以上です。



質疑要旨


記者
 ありがとうございました。幹事社から一点質問をさせていただきます。
 個別接種なんですけれども、かかりつけ医のほう、それぞれのクリニックさんが、患者さんを選ばれる基準か何かというのは何かラインが定められているのでしょうか。

市長
 基本的にはそのかかりつけ医の先生のほうから、かかりつけの患者さんに連絡をするという形になります。統一的な基準というのがあるわけではありませんが、当然かかりつけ医の先生は自分のところに来ている患者さんの中から適切な方をお選びいただけると思っています。
 その基準については例えば、より基礎疾患が重い方というやり方もあるでしょうし、またすぐに対応して来ていただける方、ということもあるかもしれません。
 また、政府のほうで今、例えば副反応ですね、こうしたことについて積極的に情報発信していただけているということはいいことなんですが、逆にこれで不安になっている方もいるのも事実のようで、ですからこうした中でちょっと様子を見ようという人もいるので、実際にまず一番最初に来たいという方ということにも当然なってくるでしょうし、そのあたりについては柔軟性を持って現場の先生方に対応していただければと考えています。

記者
 ありがとうございます。
 それでは、各社様よろしくお願いいたします。

記者
 TNCの濱田です。
 個別接種に関してなんですけれども、福岡市の場合、個別接種への参加の意向を示しているお医者さんでも、まだご本人の接種が終わっていない方がいると。今専門家に聞くと、接種した方が接種するのが望ましいという表現があるんですけど、今のところ個別接種に係るクリニック、お医者さんたちの本人の接種状況というのは、市としてはどういうふうに把握されていますか。

市長
 ご承知のとおりなんですが、各クリニックというか、医療関係者についてはこれは福岡県が接種を行うという担当になっているわけですね。ご指摘のとおり、やはりまず接種をする先生自身がこれを受けてないとたくさんの方と接するわけですし、それは双方にとっての安心感にもつながりますので、こうした医師の方についてはですね、積極的にこれは前倒しで優先的に接種していただけるようにということで、これは福岡県にもお願いをしていきたいと思っています。
 じゃあ、1、2でどうぞ。

記者
 先ほどの医師の方の接種なんですが、国のほうで高齢者分を融通してもいいという話もあったかと思うのですが、市の割り当て分の中で、接種をしていただけるかかりつけ医の方に、優先的に割り当てるようにするということは考えてらっしゃいますか。

市長
 まずはですね、今回700カ所ではなくて140カ所。いずれにしろワクチンが足りないからですね。140カ所という限られたところになりますので、ここはしっかり医療従事者分としてきている中から、打っていただけるようにということはお願いをしているところで、そこで出来るものと思っております。

記者
 福岡市の接種トライアルの前に、140カ所の医療従事者の方には接種ができると考えていいでしょうか。

市長
 そうですね。出来るだけそういうふうに当然していただきたいと思いますし。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 そちらに書かれてある人たち、対象の方々は全員高齢者の方になるのでしょうか。

市長
 はい、65歳以上の方になりますが、ただ一番下のですね、高齢者施設のスタッフについては、これは年齢関係なく受けていただくことになります。

記者
 そこのその施設を選ぶ基準とかというのはあったりするんですか。

市長
 これは嘱託医という方がしっかりいらっしゃって、すぐに対応できるというようなところから順次、手挙げというかたちでしていこうかと思っています。

記者
 ありがとうございます。

市長
 じゃあ、塩入さんから。

記者
 すみません、西日本新聞の塩入と申します。福岡市に配分されるワクチンなんですけども、今週5日の週に先発が届くみたいなことを聞いておりますが、具体的な日付は決まってますでしょうか。

市長
 いや、決まっていないです。

記者
 今週ということで。

市長
 でしょうね。はい。

記者
 あと、すみません。1万800回分なんですが、これはもう確定でいいんですか。これから増えるということは。

市長
 今のところ確定です。

記者
 分かりました。

記者
 FBSの山田です。3つの接種方法について数を確認させていただきたいのですが、1番目の140のクリニックで行われるのが4,200人、2番目が1,000人程度、3番目が200施設ぐらいで何人程度になるのでしょうか。

市長
 200人です。

記者
 200人ですね。すみません。施設の数はどれくらいかというのは。

市長
 施設がですね、これ実は、大きい施設と小さい施設で数がバラバラなので、嘱託医さんなどの状況からすぐに対応できるというようなところを選択していく中でですね、一定数ここで数の見積もりが合うようなかたちにしていきたいと思います。

記者
 トライアルに関してはいつ頃までに終えたいというのは。

市長
 これトライアルという言い方をしているのはですね、本格実施なのですが、ただ量が少ないからゆっくり丁寧にやるのにトライアルと言っているだけの話で、実際は数さえ入ってくればもうどんどん増やしていくというようなかたちなので、言い方だけの問題です。
 別に「トライアル」と本当は言わなくてもいいんですけどね。接種スタート、ただ少ないよということなので。
 ただ、少ないので少ない数をどう使っていくかというところで、敢えて今回これから行う色んなパターンの全てを行ってみることによって、きちんとフローが上手くいくかというようなところを確認をして、しっかり量が入ってきた時に全体でスムーズにいけるように繋げたいという意味合いでは「トライアル」と言っているだけと捉えていただければと思います。

記者
 ありがとうございました。
市長
 はい、どうぞ。

記者
 NHKの野依と申します。集団接種のところで確認なんですが、最初の民生委員、自治会会長、公民館というのは市内これらに属する全て合わせて1,000人という理解でよろしいでしょうか。

市長
 いや、違ってですね、例えば自治協議会の数というのは151かな、あるんですよね。
 また全公民館という人もいるし、となると当然数が合わないじゃないかと思われるかもしれませんが、やはり自治会の会長さん自身もですね、65歳以上、場合によってはもっともっと上の方もいらっしゃるとなってくると、この集団接種会場ではなくて、個別接種を希望される方もどうやら結構いらっしゃるようなところもニュアンスも感じていますので。
 そういう意味では集団接種会場に来ていただける方となってくると、その公民館長であれ、自治協の会長であれ、数自体がですね、ある程度全体の中でも、ここの会場でトライアルで受けていただける方というのは、まだ更に少なくなってくるんじゃないかなという見積もりの中で数は計算しているので、この数がそのままイコールこの人達の全員の合計数ではないということになります。

記者
 とすると、どういうふうに募集されるということになるんでしょうか。

市長
 お声がけはしていきます。お声がけをしていって、その希望者ということになってきます。

記者
 お声がけというのは市のほうで、電話や手紙とかですか。

市長
 そうです。

記者
 朝日新聞です。今の質問に関連で、例えば民生委員さんですとか自治会長さんといった方々の希望が1,000を上回った場合は、どういう基準で先着順とかで判断されるのか、そこを選定する基準はあったりされますか。

市長
 全体調整の中で上手くそこは案配していきたいと思いますし、これご承知のとおり打ってから3週間空けますよね。そうすると、この今来ている1万800回分の中で、最初の一週目に受けた方は4月中に多分受けられると思うんですよね、もう一回。
 ただ、多分二週目、三週目に受けた方というのは5月にすでに入っているわけですよね。そうすると数というのは完全に1万800回ということは、つまりその半分の5,400人分だけということではなくて、後半になってくると2回目の分というのは5月の分でクリアできてきたりするわけですね。そういうような絡みがありますので、これは希望者には打っていけると思います。

記者
 毎日新聞ですが、今の質問の関連で、対象人数、例えば集団接種約1,000人というのは、最初は初回分5,400人分もの新たにまた来るワクチンの供給を踏まえた数ということになりますか。

市長
 一定、当然この中で2回打てるということは想定はしているんですが、ただ結局先ほど話したように二週目、三週目以降の分というのは多分三週間空けると5月に入るので、ここの分で賄うこともできてくるからですね。
 なので、そこは常に流通量がどれくらい入ってくるかというのが分かった時点で調整をしていきながらリレーで繋いでいくというかたちになろうかと思うので、完全にこれで5,400人で決定ですということではないと。
 これから多分続々ワクチンが入ってくるごとにかぶるかたちでどんどん次、次、次と計算しながらやっていくと思うんですね。
 これからもそういうかたちになってくるんだろうと思いますので、一定の目安と考えていただければと思います。

記者
 今回5,400人の方というのは、いわゆる接種券が配られる前にうけられると思うんですけれど、例えば一番と二番で希望する方がかぶったりみたいなこともあると思うのですが、そういうあたり、どういうふうに管理されるんでしょうか。

市長
 そうですね、そこは福岡市として誰にお声がけをして、そして誰が打ったという情報はですね、消し込みというんですけども、そこについては福岡市が行いますので、そのかぶりがないようには当然行っていきます。
 はい、どうぞ。

記者
 個別接種に関してなんですけども、140カ所で4,200人ということで、ワクチンの量の配分の仕方というのは、例えばかかりつけ医の方が自分の患者さんに聞いてこれだけの希望がありますと投げるのか、それとも最初から140カ所に均等に割り振られるのか、どういうお考えでしょうか。

市長
 お声がけをしてですね、国が最初の分については注射器も一緒なんですね。
 注射器も一緒に送ってくるときに、国が最初に送ってくる注射器というのは5人打てる分の注射器なんですよ。これが6回打てる分に変わったら、その時点でまた予約が取れる倍数が変わるんですよね、5の倍数、6の倍数というように。
 ですから5人集まったという時点で各クリニックが予約を取れるというような仕組みになっていきます。

記者
 予約はクリニック側がとっていく。

市長
 そうです。

記者
 細かいところで恐縮なんですが、先日お医者さん向けの説明会で説明があっていた市が作っている予約の一元管理のシステムも、今回トライアルの中で動かしてみて、お医者さんのほうから予約が何回分ということもできるんでしょうか。

市長
 ちょっと担当から答えます。

事務局(保健福祉局)
 本来であれば接種券をお配りして、接種券番号を使って各高齢者の方が予約をするというのが流れでございますが、今回接種券を配らない関係で各クリニックでかかりつけさんを、5人単位でお集めいただいて、後追いでシステム上には予約があったことで我々と連携して入力をいたします。その後はシステムに乗っかったかたちでの消し込みなどのトライアルができるという流れになります。

記者
 じゃあ今回の4月分については直接の担当課とのやり取りですか。

事務局(保健福祉局)
 ですね。各65歳以上の方が直接入力するというところは、今回はやらないですけど。

記者
 医療機関と担当課とのやりとり。

事務局(保健福祉局)
 システムに入力をやったかたちで、それから先を進めます。

市長
 難しい、わからんよね。なんかね。
 実際に打たれる方については色々考えなくていいので、とにかく最初の部分は接種券を配らないので、お声がけいただいた人がスムーズに打てるようにしていきたいと思いますし、4月下旬にある程度5月の量が分かって、4月下旬に皆さんに接種券を配られる状況になればですね、先日お話をしたシステムでしていただければ、ということがわかっていただければいいかなと思います。

記者
 よろしいでしょうか。
 発表案件以外の質問をさせていただきます。オープンウォータースイミングの件なんですけれどもいろいろ報道されていますが、福岡市のほうに日本水泳連盟から何か連絡はありますでしょうか。

市長
 いえ、連絡はあっていません。
 ただFINAのほうの公式ホームページを見てみますと、今週正式に決定をするということになっているので、その時に様々な状況については分かるのかなと思います。

記者
 ありがとうございます。各社様質問がありましたらお願いいたします。

記者
 西日本新聞の塩入と申します。
 すみません、コロナ関連で恐縮なんですけど、今日からまん延防止等重点措置が大阪府など3府県6市で始まりました。3府県はマスク会食の徹底や、店への見回り活動の強化など取り組むとしているんですけれども、こうした取り組み自体、実効性や経済の影響を踏まえて、市長のご所見をお伺いいたします。

市長
 マスク会食だったり、もしくは山梨のほうでも面白い取り組みをしていたりということで、各地がそれぞれ知事がリーダーシップをとってですね、そのような取り組みをされているというのは本当に必死で、やはり現場の経済をどう守っていくのかということと、それから一方で感染対策をどうしっかり行っていくかというので知恵をしぼった結果で様々な取り組みが出てきているんだろうと思います。
 マスク会食にしても一見ね、マスクをしながら会食をするって面倒くさいなと思うかもしれないけれども、じゃあ一律に店に行けない、店を開けられないという状況を続けていいのかと考えたら、せめてもマスク会食というかたちをしてでも、こんな面倒くさいやり方をしてでも、やっぱり感染を防ぎながらお店を閉じるということをしなくていいようにという工夫の表れだという認識をしております。

記者
 福岡市としても第4波に備えたまん延防止策に検討しているところだと思うんですけれども、もし、今後仮にまん延防止等重点措置になった場合にですね、マスク会食の徹底とか見回り等検討しているところがあればお願いします。

市長
 マスク会食にしてもですね、今すでにされている方はされていると思うんですね。
 例えば食事をして食事が終ったらすぐにマスクをして、例えば残りの時間少ししゃべるとかですね。随分それは見ていても、されている方多いなと私は感じていて、ですから具体的にまん延防止になって何をするかについては、万が一になればそれをすることも検討を、新しい知事さんともしていきたいと思いますけれども、いずれにしても大事なのはですね、例えばまん延防止だからとか、もしくは変異株だからとかではなくて、やることは同じだと思うんですよね。
 きちんと着実に特に目新しいのではなくてもですね、着実にやはりマスク・手洗い・ディスタンス、そういうことをしっかり着実に行うことが、とにかく大事なんだろうと思います。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞遠藤です。
 先週、服部新知事、新知事じゃなかった、知事候補と、ごめんなさい、ごめんなさい。お会いになられたかと思うんですが、その中でどのようなお話しがあったのかというのと、私たちが入れて頂いた部分では、1,500床の確保というような要望をされたかと思いますが、そのあたりの服部さんからのお答えがどういうものだったのかを教えてください。

市長
 あくまでも、候補ではありますけれども、副知事退任のご挨拶に来ていただきました。そこでやはり病床についてですね、なにしろやっぱり県民の一番の関心事はコロナ対策だと思うんですね。県民は一生懸命頑張って新規陽性者を増やさない努力をしている。相当数減ってきたわけですね。
 一方でやはり分母であるところの病床を確保しなければ、結局20%って一度も割ってなかったわけですよね。ですからあの時点で解除していなかったら、全く解除にならないままずっと続いていたということだったわけですね。
 これはやはり病床が足りないということでしょうし、最大確保病床というところをですね、しっかり知事として確保していただく、これは厚労省が第3波の時の2倍くらい増えたとしても対応できるぐらい準備をしておくという方向性を出しましたので、最大確保病床についてはそう考えると1,500いるわけですね、これはいつもこれを空けているということではなくて、1,500空いていれば前回ぐらい出たときにいわゆる病床稼働率が20%ぐらいで収まるんじゃないかという計算になっているので。
 そこは、服部、何て言うんだろう、さんもそこについての認識は強く持たれておりましたので、万が一、万が一ということもないけど、知事になられた際にはですね、そうしたことを着実にスピード感持って実行していただけることを期待をしています。はいどうぞ。

記者
 読売新聞池園と申します。先ほど世界水泳のお話しがありましたけれど。

市長
 国際水泳ね。世界水泳とは違うんですよね。

記者
 ごめんなさい、だから五輪の。

市長
 オリンピックの。最終選考会ですよね。

記者
 福岡市としてはこれまで翌年の世界水泳に向けての、大イベントというか。

市長
 テストとしてですね、テスト大会ですよね。

記者
 ちょっと今週のFINAの決定を見ないとという前提ではあると思うんですけど、このマラソンスイミングの大会の、福岡市としての大会の位置づけというところと、今後これが中止になった場合に世界水泳の本選に対しての影響があるのかもしれないという懸念もあると思うんですけど、そのあたりの市長の現在のお考えをお聞きしてもよろしいでしょうか。

市長
 読売新聞って世界水泳ずっとなんか、ネガティブなのばっかりよね。あれ、なんで? 特に? じゃあいいです。
 どういうことかというとですね、まず福岡市としては当然来年の世界水泳の前の年ということですから、これをテスト大会という位置づけにして、そこでまた得られたノウハウというものを翌年に繋げようと思っておりました。
 今回ですね、今週に正式にどうなるかというのが決まるし、その時にどういう理由でそうなるのかということも同時に述べられると思っていて、今日の一部報道を見ると、昨日出たのかな、コロナ対策が日本として不十分じゃないかとかいうようなことが載っていました。
 これが本当であれば、どの部分を指してそのように評価をしているのかということもわかるでしょうし、ただいずれにしても世界水泳のほうは一年後の話なので、一年経ったら当然もう今年日本全体としてもワクチンの接種自体は終わっているわけですよね。
 一定もうある程度の方が打っている状況の中で、その後更にコロナというものがどういう風なかたちで今後世界が向かいあっているのかというのが、まだちょっと見えない状況ではあるんですが、少なくとも状況は、今年の今の状況とは全く変わっていると思いますので、そこに対する影響というのはないと思っています。

記者
 ありがとうございます。

記者
 先ほどの服部さんの話に戻るんですけれども、前回、2年前の知事選の時は、高島市長ご自身、どの候補を応援するというのを明確に出されていたと思うんですけど、今回の選挙についてはそのあたりはどうでしょうか。

市長
 特に今回について、私がどちらをどうというようなことを示しているわけではないということで、それ以上でもそれ以下でもないということですね。

記者
 明確に支援ということは、公にはされていないということですね。

市長
 まず今がですね、今自体がこれが私の市長会見なので、そういう意味でも私の政務的な意味での政治的な部分は、この場では避けようかなと思います。

記者
 よろしいでしょうか。ありがとうございました。

市長
 どうもありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。