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更新日: 2018年4月19日

暮らしのヒント

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長期使用製品安全点検制度(平成30年4月16日掲載)

事例

【事例】「自宅の台所にビルトイン式食器洗浄機を設置している。先日、メーカーから『法定点検のお知らせ』という書面が届いたが、食器洗浄機は現在ほとんど使用していない。点検費用1万円とあるが、費用を負担してまで点検をしなければならないのか」


解説

 製品が古くなると、部品などが劣化し、火災など重大な事故を起こし、所有者だけでなく他人に危害を及ぼす恐れがあります。2007年2月に小型ガス湯沸かし器の長期使用に伴う劣化が原因の重大事故が発生したことから、経年劣化による製品事故を防ぐため、2009年4月「長期使用製品安全点検制度」が設けられました。
 対象となる製品は、消費者自身による点検が難しい、屋内式ガス瞬間湯沸かし器、屋内式ガスバーナー付ふろがま、石油給湯器、石油ふろがま、密閉燃焼式石油温風暖房機、ビルトイン式電気食器洗機、浴室用電気乾燥機です。
 これらの製品所有者には、所有者登録と事故防止のための点検を受けることが求められています。登録すると事例のように、安全に使う目安となる標準使用期間が終わるころ、メーカーから点検通知が届きます。製品事故を防ぎ、長く安全に使うために、異常がなくてもメーカーによる点検(有料)を受けることが大切です。


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