消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週木曜日の朝刊へ掲載)
「インターネットで検索中に、最新のスマートフォンが当たるアンケート画面が出てきた。簡単な質問に答えると『当選おめでとう。100円で最新スマホが手に入ります』と表示された。クレジットカード情報を入力したところ、翌月、100円以外に海外の事業者から知らない請求が上がっていた」
最新のスマホが格安で当選したので、支払いのためにカード決済したところ、無関係の有料サイトに登録させられたという相談が増えています。「格安で最新のスマホが当たったと(自動的に最前面に表示される)ポップアップ画面が出てきた」「スマホの大手メーカーのアンケートを装っていた」などさまざまです。
本意ではないサイトに登録した場合は、相手事業者に解約や退会を申し出てください。また、入力したカード会社に請求の保留や調査を依頼し、今後の請求を止めるためカード番号を変更しましょう。何も対処しないと、海外の事業者から毎月、カード決済される継続課金となることがあります。最新のスマホが格安で手に入ると表示されても、個人情報やカード情報を入力する前には、サイトの事業者や利用規約を確認するなど細心の注意を払うことが必要です。
部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
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