初めての衆議院選挙で投票できたのは、税金を15円以上納めている25才以上の男の人だけで、女の人には選挙権がなかったんだ。 その頃の15円はとても高額だったから、選挙に参加することができる人は、ごく一部の人だけだった。 その後、税金を納めていることは必要とされなくなったけど、女の人が選挙権を持つことができたのは、第2次世界大戦が終わった昭和20年(1945年)から。 この時、選挙できる年齢も、25才以上から、20才以上になったんだ。 今のように18才以上の人びとが投票できるようになったのは、平成28年(2016年)からだよ。
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