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更新日: 2019年3月14日

博多の豆知識 vol.145

開業30周年を迎えてリニューアルした福岡タワー

博多の豆知識「開業30周年を迎えてリニューアルした福岡タワー」のイラスト

今年2月1日に大規模改修を終えてリニューアルオープンした福岡タワー。福岡の海から山まで360度の大パノラマが楽しめる展望フロアには、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を利用した新しい仕掛けも登場しました。空中遊泳しているような気分が味わえるVR双眼鏡や、AR技術で実際の風景に映像を重ねるハプニングウインドウは、先端技術ならではの楽しみ方です。


家族連れからカップルまで、幅広い世代を意識した工夫もあちこちに見られます。エレベーターホールは海を意識したブルーの薄暗い空間で、ここから展望台へ昇っていくことで海から空へ向かうストーリーを感じさせます。子どもたちが喜びそうなフィギュアの入った巨大ガチャや、ピンボール型のおみくじなどもあります。カップルには福岡の景色をバックに写真撮影ができるハート形のオブジェが出迎えてくれます。


今年で開業30周年を迎える福岡タワーは、もともと1989年に開催されたアジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)のランドマークとして建設されました。よかトピアは、アジア太平洋地域を中心にした海外37カ国・地域が参加した一大イベントで、期間中の入場者は823万人に上りました。この博覧会をきっかけに、福岡はアジア太平洋地域との交流をより一層深めていくことになります。


現在の福岡タワーは、アジアを中心とした訪日外国人の訪れる場所として、とても人気があります。館内の案内も各国語で表示され、福岡のお土産も充実しています。高さ234メートル、海浜タワーとして日本一の高さを誇る福岡タワーは、夜はイルミネーションが美しく、テレビやラジオの電波塔としても機能しています。これからも福岡の観光名所として多くの人を集めてくれるでしょう。



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