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更新日: 2015年6月4日

博多の豆知識 vol.100


新しいウォーターフロントを目指して


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 福岡市の北側には海の玄関口・博多港があります。博多港は年間200万人もの乗降客が行き交う日本有数の港で、なんと乗降数は21年連続で日本一。また国際海上コンテナの取り扱い量も九州一を誇ります。さらに近年では大型クルーズ船が立ち寄るようになり、クルーズ船の寄港時には街中でアジアを中心とした海外の観光客を見かけることも多くなってきました。
 博多港への昨年のクルーズ船の寄港回数は日本一の99回で、乗降人数も過去最多の約42万人。今年はさらにクルーズ船の寄港回数が倍以上の200回になると予想されています。これまでは出入国手続きにも時間がかかっていましたが、今年新たにクルーズセンターがオープンしました。最大3800人の受入れが可能で、円滑な出入国手続きや大規模なクルーズ船の発着もできるようになりました。


 とはいえ、大型クルーズ船の停泊場所が不足しているのは事実です。また、増え続けるコンテナ船のターミナルも混雑しています。そこで福岡市では、都心に近い中央ふ頭や博多ふ頭などのウォーターフロント地区の再整備を始めました。5年後にはマリンメッセ福岡の南側に新しい展示場が完成するほか、交通や商業施設を含めたさまざまな再整備が行われる予定です。


 福岡の都心部と博多港は意外に近いのですが、市民にとってはあまり身近な場所ではありません。世界の魅力的な都市は、魅力的なウォーターフロント地区を持つ街が多いように思います。福岡のウォーターフロント地区も、海外からの観光客だけでなく、市民も日常的に利用して楽しめる空間になることが期待されます。そのために民間事業者のアイデアも生かして再整備が行われる予定です。



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