自然豊かな福岡市早良区脇山地区にある「カントリーファーム木苺舎(きいちごや)」は、ブルーベリーを始め様々な果物を育てている農家です。ブルーベリーが最も甘くなる時期は7月下旬頃から。一粒一粒、熟れている実を確かめながら暑い最中に手作業で収穫します。「子どもたちに安心して食べさせられる果物を作りたい。」と、農薬や除草剤は一切使わず大切に育てた自信作です。
ブルーベリーでジャムを作る際にこだわっているのは、香料やペクチンなどの添加物を一切使わず、採れたての美味しさをそのままお届けすることです。新鮮なブルーベリーと最小限のきび砂糖だけで作られており、果物が持つ本来の味を楽しめます。また、ブルーベリー酢は炭酸や牛乳、焼酎で割ったり、ヨーグルトに入れて食べるのがおすすめ。ブルーベリーを贅沢に使ったアイスキャンデーも濃厚な味わいで子どもたちに大人気です。キウイやイチジクなど、季節に合わせて様々な果実を使用した商品も登場します。
「カントリーファーム木苺舎」には約400本の木が植えられており、夏になるとブルーベリー狩りを楽しむことができます。ブルーベリーの木は低いところにも実がなるため小さなお子様でも自分で収穫でき、食育にもなります。野中さんご夫妻は、実がならない時期も虫を取ったり剪定するなど一年中手入れをしていて、中でも一番大変なのは暑い時期の収穫だそう。「子育てと一緒で、手をかけてあげるとそれだけ良く育つんですよ。」と野中さん。「若い方にも脇山の自然や、天然の美味しさを体験してもらいたい。」と笑顔で語ってくれました。