福岡市産・給食用規格外たまねぎをふんだんに使い、3時間以上炒めてから、トマトやリンゴ、10種類以上のスパイスを配合した「博多炒めもんソース」。素材本来のうま味、甘み、フルーティーな香り、米酢のすっきりとした酸味が特徴。“炒めもん”をはじめ、揚げ物や煮込み料理の隠し味など、いつもの料理にこそ使いたい万能調味料です。
JA福岡市からの「毎年大量に出る規格外たまねぎを使ってほしい」との相談がきっかけでスタートした、福岡市の農商工連携の取り組み。開発に要した期間は約1年。余り野菜を手軽に消費できるようにと2010年、「博多炒めもんソース」が誕生しました。メディアからの注目もあり、今では同社を代表する人気商品です。
「地元の素材を地元企業が使うのは当たり前。『これぞ福岡』と思ってもらえる調味料を作り続けたい」と、今村さん。創業90有余年。老舗メーカーは今日も、“MADE IN HAKATAの味”にこだわります。
毎日の献立がマンネリ化してしまっていた西区在住・Sさん(20代)は、色々な料理に「博多炒めもんソース」を使ったことでバリエーションが増えたそう。そんなSさんおすすめの使い方は、唐揚げの下味に使うこと。塩を振った鶏肉にこのソースを漬け込むだけで、スパイスの効いたしっかり味の唐揚げに! いつもとは一味違う唐揚げを、家族も喜んで食べてくれたそうです。「野菜炒め・焼きそばなどの炒め物のほか、パスタソースとしても使えてちょっと得した気分です」と笑顔で話してくれました。