徹底した衛生管理の中で育てられた健康な牛からとれる生乳を使用。独自の発酵技術により、乳酸菌は厚生労働省基準を遥かに上回っています。酸味料や安定剤は不使用。生乳本来の自然なおいしさが感じられ、濃厚で粘度が強いのが特徴です。のむヨーグルトは、JR九州ななつ星で採用されています。博多あまおうのむヨーグルトも登場し、フルーティさで人気です。
牛乳消費低迷に伴い牛乳販売が伸び悩んでいた時、形にこだわらず牛乳を消費してもらいたいと、平成14年「のむヨーグルト伊都物語」が商品化。今では同社の看板商品になっています。役員全員が酪農家という、牛のことを一番よく知っている人たちが作っている伊都物語。「『搾りたてのおいしい牛乳を、消費者に届けたい』と始まった会社なんです。愛情を注いで、健康に育った牛の生乳は格別。そのおいしい生乳を使っているから、最高のヨーグルトができるんです」と、広報担当・高田さんは話してくれました。
自然に囲まれた緑豊かな場所にある「中村牧場」(福岡市西区)、この牧場の生乳でヨーグルトは作られます。牛舎は常に清潔、牛の寝床にはおがくずをたっぷり敷き、心地よい環境を作ることが大事。目つきや耳の状態など、健康管理も毎日欠かしません。無農薬で育てた自家製のトウモロコシや牧草など、エサはなるべく自給飼料。この牧場で手塩にかけて育てられている牛たちは、ストレスなく快適に過ごすことで高品質な生乳ができるそうです。