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更新日: 2023年9月20日

支援を必要とする子どもの早期把握・支援に向けた取組みについて

 福岡市では、子どもに関する分野の基本的な計画として、R2年3月に「第5次福岡市子ども総合計画(R2年度~R6年度)」を策定し、「すべての子どもが夢を描けるまちをめざして」という基本理念のもと、さまざまな施策に取り組んでいます。


 しかしながら、少子高齢化、都市化、核家族化の進行による子育て家庭の孤立化など、困難を抱える子どもやその家庭は、その実態が見えにくく、自らSOSを発信できないなど、もともと顕在化しづらいことに加え、長引くコロナ禍によって、さらにそのリスクが見えにくく、支援が届きづらくなっています。


 こうした状況に対応するため、福岡市では、GIGAスクール端末を活用した「福岡市こどもタブレット相談」や、定期的に見守りながらおむつ等を届ける「おむつと安心定期便」など、悩みや不安を抱える子どもや家庭を早期に把握し、安心して子育てができる環境づくりに取組んでいます。


 また、子どもに関する福祉や教育等の情報を連携し、個人情報に配慮しながら適切に利用することを通じて、潜在的に困難を抱える子どもや家庭を早期に把握し、プッシュ型により必要な支援を届ける仕組みについて検討を進めています。R4年度はデジタル庁、R5年度はこども家庭庁の実証事業として取り組みながら、早期把握と支援のための課題検証等に取り組んでいます。




■令和4年度の取組み内容 (デジタル庁の実証事業として実施)

  • 0歳~中学校3年生までの子どもを対象に、困難を抱える子どもや何らかの支援を必要とする子どもを早期に把握するための情報分析と、子どもに関する各種情報を連携・活用するためのシステムの整備を実施
  • システムを児童相談所および各区の子育て支援課において、担当職員による現行業務のサポートツールとして試行的に活用しながら、支援が必要な子どもや家庭のニーズに応じた支援を実施


取組の流れ 1.区や児相への相談・通告等 2.システムも活用しながら対象児童の状況を確認 3.職員によるアセスメント 4.関係機関等と連携しながら支援を実施
   

■令和5年度の取組み内容 (こども家庭庁の実証事業として実施)

令和4年度の試行結果から見えてきた課題や効果等を踏まえながら、引き続き、支援が必要な子どもや家庭の早期把握・支援のための検討を進めています。
 【参考】こども家庭庁 実証事業について(こども家庭庁HPより) 


事業の実施にあたっては、関係法令に基づき個人情報等の適切な取扱いを確保するとともに、福岡市情報セキュリティに関する規則等に則り、安全管理のための必要かつ適切な対策を講じています。


問い合わせ先

こども未来局こども健やか部こども見守り支援課
住 所:福岡市中央区天神1丁目8の1
電話番号:092-711-4762
FAX番号:092-733-5534